村上敬進

研究活動
1地域の景気循環に関する理論・実証研究

 いわゆるバブル崩壊以降、何度か景気拡張期がありました。しかし、高度経済成長期の景気循環とは違い、景気回復の果実を全ての地域が享受することはありませんでした。従来の一国の景気理論では、地域の経済問題を考えるときに不十分になってしまったのです。地域の景気実態を解明し、全国景気との違いを明らかにすることで、各地域経済に合った処方箋を提供できるものと考えられます。

2金融・経済教育の検証

 金融教育の効果について研究しています。消費者は、生涯にわたり多くの金融・経済問題に直面します。生命保険の選び方、教育資金の確保、住宅ローンの返済等です。また、企業も為替リスクのコントロール、従業員の退職金の捻出、事業承継のための相続税対策等の金融問題を抱えています。賢い消費者として、基礎的な金融・経済の知識および考え方を習得することは、一生涯に渡り役に立ちます。法経学部生への教育を通じて、金融教育の在り方を研究していきます。

教育活動

 演習においては、教育活動の成果を客観的に示すために、大学外での論文コンテスト(日銀グランプリなどの大学生用の懸賞論文)およびFPの指導に力を入れています。論文を書く能力は社会人としての能力と密接に結びついています。またFPの勉強は、賢い消費者として必要な知識が身に付くばかりでなく法経学部の各種講義の理解にも繋がり、法経学部生にとって、ピッタリな検定試験です。

所属学会

日本経済学会、日本金融学会、日本経済政策学会、景気循環学会

学内活動

2013年度は図書館運営委員会、厚生委員会

学外活動

県内5大学で共同開講している金融理論と実務の基礎を2009年度から担当。

著作・論文
【学術論文1 査読付き論文】
  • ○“Does Bank Relationship Have an Economic Value? The Effect of Main Bank Failure on Client Firms、” (1999) 、 Economics Letters、 Vol.65、pp.115-120.(共著)
  • ○「内生的景気変動理論における消費外部性‐Catching up with the Joneses preferenceによる分析‐」(2000)、 『経済科学』名古屋大学 第48巻第2号pp.107-114.
  • ○「一部門内生的貨幣成長モデルにおける複数均衡」(2002)、 『金融経済研究』第18 号pp.11-21. 日本金融学会発行.
【学術論文2 学外の学術雑誌(学会誌等への寄稿)】
  • ○「地域の景気後退が地域経済に与える影響について」(2007)、 『景気とサイクル』第43 号pp.65-85. 景気循環学会発行.
【学術論文3 紀要】
  • ○「地域の景気変動と景況感」(2005)、 『愛知淑徳大学論集-ビジネス学部編-』創刊号. pp.125-133.
  • ○「在庫投資と景気変動」(2007)、 『愛知淑徳大学論集-ビジネス学部編-』3号pp.63-72.
  • ○「分断された金融市場と所得格差」(2008)、 『愛知淑徳大学論集-ビジネス学部編-』4号pp.115-129.
  • ○「失われた10年と沖縄経済の長期低迷」(2008)、『沖縄大学法経学部紀要』第11号pp.1-10.(共著)
  • ○「地域の景気循環の性質」(2008)、『沖縄大学法経学部紀要』第11号pp.11-28.
【受託研究】
  • ○「金融排除の問題点:厚生分析からのアプローチ」(2004)、 日本郵政公社東海支社 委託研究報告書
所属: 
氏名: 
村上敬進
氏名アルファベット: 
MURAKAMI Akinobu
写真: 
主な担当科目等: 
金融論、景気循環論、マクロ経済学
専攻: 
金融論、景気循環論、マクロ経済学
最終学歴: 
名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了 博士(経済学)
モットー: 
艱難辛苦汝を玉にす
学位: 
博士(経済学)名古屋大学
生年等: 
1972年