渡邉 ゆきこ

研究活動

 中国語を初めて学ぶ人のために、インターネットを使った効果的な学習法の研究をしています。2009年からインターネット上にある学習支援システム・LMS(Learning Management System)に、独自の中国語学習辞書を構築し、授業や課外学習の支援を行っています。

 2012年には「中国語発音教育のための音声データベースの構築」というテーマで科学研究費(基盤C)を取得。マルチメディア辞書のコンテンツを転用することにより、誰でも簡単に音声を検索でき、さまざまな練習問題をワンタッチで作成することができるようにしました。同研究費は2014年度までの支給のため、2014年1月現在実証実験を進めています。

 今後はマルチメディア辞書の検索結果を元に、学生一人ひとりの弱点に合わせた練習問題を自動作成・自動採点する自己弱点克服機能を開発する予定です。

 「発音が難しい」と敬遠されがちな中国語ですが、ひとりでも多くの人にマスターして欲しいと思っています。

教育活動

 全学を対象とし、全くの初心者を対象とした「ベーシック中国語」から、国際コミュニケーション学科中国語コミュニケーションコースのビジネスにも役立つ「できる」中国語まで、幅広く指導を行っています。

 2013年度からは「中国語翻訳入門」と「中国語翻訳技法」を新設。「中国語翻訳技法」では、最新の新聞記事を日本の新聞記事の形式に編訳する授業を行っています。時事文には辞書にはない新語や言い回しが頻出します。記事の経緯や背景を十分に調べた上でなければ、文脈を読み解くことは難しく、正確に理解することはできません。“生きた”中国語を読解するにはどのように調査をし、さらには如何に分かりやすい自然な日本語にしていくかということを演習形式で考えています。

 2014年度からは、新たに「サバイバル中国語」と「映像で学ぶ中国語」も新開講。話しが聞き取れるだけではなく、会話の流れや相手が真に意図するところも読め、しかも正確に自分の表現したいことを正しいニュアンスで伝えられる中国語力の習得を目指します。

所属学会

日本中国語学会、中国語教育学会、e-Learning教育学会、外国語教育メディア学会、日本翻訳通訳学会

学外活動
  • ・e-Learning教育学会理事 (2012年~現在)
  • ・琉球新報紙上で台湾の全国紙「中国時報」の翻訳記事を毎週掲載。(1997年~現在)
  • ・琉球新報紙上で台湾の最新事情を紹介するコラム「チャイナ網路」を連載。(1997年~2007年)
  • ・(社)沖縄県経営者協会の月刊誌「経営」にてコラムを連載。(2005年11月~2006年12月)
  • ・沖縄県同時通訳育成事業審査委員(1998年~2009年)
  • ・浦添市「スーパー・コミュニケーショナル・スクール」プロポーザル委員会審査委員(2012年)
著作・論文
<著書>
  • ・『週刊台湾網路 ~琉球発コラムで読む台湾事情~』、ボーダーインク、2000年
  • ・『中国語フォロー・ミー』、中国書店、2004年
  • ・『台湾デスティニー ~琉球発コラムで読む台湾事情2~』、ボーダーインク、2006年、他
<論文>
  • ・「Web4u の教育的効果と教員の負担の現状―中国語の授業での試み―」(単著),『e-Learning 教育研究』,第6巻,e-Learning教育学会,2012年
  • ・「iPad アプリ『tOCM 辞書」によるオリジナル辞書作成支援」(共著),『e-Learning 教育研究』,第7 巻,2012年、他
氏名: 
渡邉 ゆきこ
氏名アルファベット: 
WATANABE Yukiko
写真: 
主な担当科目等: 
中国語学、e-learning
専攻: 
中国語学、中国語教育、e-Learning、翻訳
最終学歴: 
(台湾)東海大学文学院中国文学研究所博士課程中退
モットー: 
人生に無駄はない。遅すぎることもない。
学位: 
修士(国立台湾大学)
生年等: 
1959年、福岡生まれ