国際コミュニケーション学科
まなざしは世界へ。
異文化理解と実践的なカリキュラムで
才能を開花させる!
現在、世界で起こっているさまざまな問題は、そのほとんどが人あるいは国の間でうまくコミュニケーションが取れていないことが原因と言えます。社会、文化、価値観が異なる他者と円滑にコミュニケーションがとれる人材こそが社会でもっとも求められているのです。
国際コミュニケーション学科は、日本語、外国語の学習を通じて、異なる背景を持つ人々と協働できる人材を養成しています。在学中に異国文化を経験している学生も多く、多様な環境に適応できる人材を輩出しています。近年、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として社会人基礎力の重要性が指摘されていますが、まさにこうした能力の養成を本学科は目指しています。
何をするにもまずはコミュニケーション力を磨きましょう。国際コミュニケーション学科はそのお手伝いをいたします。
特色のある4つのコース
英語コミュニケーションコース
英語によるコミュニケーション(意思疎通)力の向上はもちろん英語学や英米文学、英語教育学等の分野から、英語によるコミュニケーションにはどのような特質・特徴があるのかを理解し、実践できるようになることを目指します。また、中学校や高等学校の英語教員を目指している学生の多くは、このコースに所属しています。
【卒業後、予想される進路】
英語教員(中学、高校)、貿易商社、観光産業(ホテルマン、旅行代理店)、客室乗務員、
マスコミ(テレビ局、ラジオ局、新聞社)
中国語コミュニケーションコース
中国語教育に力を入れており、県内他大学に例を見ないほど、中国語の科目が充実しています。このコースで中国語を勉強することで、確実に社会に通用する中国語の修得を目指します。また、中国、台湾にある提携大学への留学の道も用意されています。中国語の力を活かしてアジアの全域で活躍したいという学生には、ぴったりのコースです。
【卒業後、予想される進路】
貿易商社、客室乗務員、観光産業(ホテルマン、旅行代理店)
日本語コミュニケーションコース
日本語についてあらためて見直し、深く研究していきます。日本語の文法や音声学の授業などを受けることにより、今まで意識していなかった日本語の仕組みが分かるようになります。
また、このコースには日本語教員養成課程があります。日本語教員とは、外国人に日本語を教える仕事です。外国や日本国内の日本語学校などで日本語を教えたいという人は、ぜひ、日本語教員養成課程を履修してほしいと思います。
【卒業後、予想される進路】
日本語教師、貿易商社
国際交流コース
英語、中国語を中心とする実践的語学能力の習得を土台に、ODA、NGOなどの国際協力、文化交流、経済交流、観光交流など国際交流の理論と実践を学び、国際人として真に活躍できる人材を養成することを目的としています。
このコースには、国際関係論的な分野から、国際的な経済、経営の側面、国際協力や交流の実践的・学術的側面などを考える多彩な科目が用意されています。
【卒業後、予想される進路】
NGO、青年海外協力隊、貿易商社、観光産業
- ※NGO・環境、貧困、難民、人口、軍縮、開発援助などの地球的規模の問題に取り組むことを目的とする民間組織。
- ※青年海外協力隊・JICAが派遣するボランティア。自分の経験や能力を生かし開発途上国とよばれる国々の国造り、人づくりを支援する「草の根レベルのボランティア活動」を行う。
「英語」と「中国語」、2つの語学力を柱にスペシャリストを育てる
国際的なコミュニケーションを行うためのツールとして、1、2年次で英語あるいは中国語の基礎的な実践的運用能力の育成を図ります。
沖縄大学ではweb学習の環境が充実しており、沖縄大学の学生であれば学外であってもインターネットが使える場所からweb教材を利用した学習をすることができます。より資格取得に貢献できる環境が強化されています。
学んだ語学力を活かして、ゼミごとに海外研修へ出かけています。
韓国、台湾、タイ、シンガポールなどへ行きます。
県内初「沖縄発・国際協力実践入門」
国際協力事業の基礎的な概念、実例を学び、その知識を活かして海外から派遣されたJICA研修員や国際協力のスペシャリスト達と実際に国際コミュニケーションを行う経験を積んでいきます。世界に発信できる国際コミュニケーションとはなにか、また沖縄から世界にどんな貢献ができるのかということを考察し実践していく授業です。