田里 修

教員紹介

法経学部法経学科

田里 修 (TASATO Osamu)

所 属法経学部 法経学科
専 攻法社会学、法史学
生年等1951年2月8日沖縄市生まれ
学位(発行機関)法学修士(愛知大学)
研究活動

 2001年から4年間「沖縄県における近代法の形成と現代における法的諸問題」2005年から4年間「沖縄近代法の形成と展開」、2009年から4年間「沖縄近代法の構造と歴史的発展」2013年から4年間「近代沖縄の横内家資料の法社会史的研究」というテーマで日本学術振興会から科学研究費をいただいて研究してきた。そこでの私のテーマは琉球・沖縄の土地制度と家族、社会との関係についてである。日本の江戸時代琉球・沖縄では地割が行われていたが、地割は全員に平等に配分され危険分散などのため各地に分散して配布されていた。また男女も平等であったため、女性は男性を頼って生きていたわけではなかった。しかし明治32(1899)年最後の地割が行われ、沖縄にも私的所有権制度が持ち込まれたのである。

教育活動

 学部では「歴史のみかた」「法史学」「法社会学」「日本の歴史」などを担当している。大学院では「沖縄近世史特論」などを担当している。学部のゼミは「問題発見演習」を主に担当しているが、テキストを使って障碍者問題や女子差別撤廃条約などについて、法律と社会はどのように関係しているのか考えてもらうように心がけている。

所属学会

日本農業法学会、比較家族史学会、南島史学会、地方史研究協議会など。

学外活動

 これまで、那覇市史編集員会委員をはじめいくつかの委員などを務めたが、現在は沖縄県議会史編集委員会委員と沖縄市史編集委員会編集委員長を務めている。地域史の編集員ばかりでなく、入会権の裁判などや、地域の紛争(現在は海の境界をめぐる紛争など)などの相談に乗ったりすることもある。

著作・論文
  • ○田里修・森謙二編『沖縄近代法の形成と展開』(2013年、榕樹書林発行)同書に論文「地割についての諸問題」執筆。
  • ○『那覇市議会史 第1巻 通史編 那覇市議会の歩み』(2011年、那覇市議会発行)同書の「序章 議会制度の変遷」「第1部 第1章」琉球処分と旧慣温存期の時期などを執筆。
  • ○科学研究費報告書『沖縄近代法の形成と展開――沖縄の特殊性と普遍性――』(2009年)
  • ○科学研究費報告書『蔡温年譜』(2009年)など。