大城 淳

研究活動

 人、企業、資金、、情報といった希少な資源がなぜごく一部の場所に集まるのか、そして政策立案者はこうした資源の偏在に対してどう振る舞うべきかを研究している。こうした研究に取り組む背後には、沖縄人がよりよい日々を送るにはどうすればよいのか、という問いがある。

 統計データを眺めると、近年の沖縄県では地方や島嶼地域の経済が停滞する傍ら都市部に経済活動が集中していることがわかる。特定の場所に多様な人が集まり住むと、経済が持続的に成長していくチャンスが生まれるはずだ。ところが、沖縄ではこうしたチャンスを生かし切れないばかりか、混雑のような集積の負の側面をマネージすることもままならない状況である。その原因と対策を練ることこそ私の生涯をかけて取り組むべき課題だ。

 私の専門である空間経済学は、数理的解析と統計的検証をもって経済活動の集合離散を解明する新しい学問領域である。私は集積や分散といった現象に対して我々がいかに向き合っていくべきか、実践的な処方箋を提供することに主眼を置いた研究を進めている。

教育活動

 国際経済学や経済政策を担当し、世界標準の内容を教えている。目標は学生自身が今まさに直面している問題を論理的に把握できるようになることである。ゼミは、現代社会を生き抜く叡智を培う場になるよう心がけている。関心を広げ、将来を見据え、本当に大切な何かに人生を賭して挑戦するきっかけと能力を提供したい。

所属学会

American Economic Association; European Economic Association; Regional Science Association International; Royal Economic Society; 日本経済学会; 応用地域学会

論文

○Jun Oshiro, ``Solitary city,'' The Manchester School, 85(6), pp.744--764, 2017.

○大城淳・豊川明佳 (編) 「沖縄の業界地図2017」,沖縄教販, 2017年. 
○Jun Oshiro and Yasuhiro Sato, ``Industrial Structure in Urban Accounting,'' RIETI Discussion Paper Series, 16-E-105, 2016. 

○Hikaru Ogawa, Jun Oshiro and Yasuhiro Sato, ``Capital mobility---a resource curse or blessing? How, when, and for whom?" Journal of Public Economic Theory, 18(3), pp.417--450, 2016.
○大城淳・豊川明佳 (編) 「沖縄の業界地図」,沖縄教販, 2015年. 

○Yuki Amemiya, Jun Oshiro and Hiroshi Kitamura, ``Market-Share Contracts with Vertical Externalities,'' Asian Journal of Law and Economics, 5(1--2), pp.1--15, 2014. 

○Jun Oshiro, ``Tariff Policy and Transport Costs under Reciprocal Dumping," Papers in Regional Science, 92(3), pp.599--608, 2013. 

○大城淳, 「低出生率と経済成長」, 『大阪大学経済学』第58巻1号, pp85--86, 2008.

 

所属: 
氏名: 
大城 淳
氏名アルファベット: 
OSHIRO Jun
写真: 
主な担当科目等: 
空間経済学
専攻: 
空間経済学
最終学歴: 
大阪大学大学院経済学研究科、 博士(経済学)
モットー: 
徳不孤
学位: 
博士(経済学)、 大阪大学大学院経済学研究科
生年等: 
1985年 沖縄生まれ