古座 文彦

研究活動

 文は単語から組み立てられています。例えば、「青森のリンゴはおいしいよ」という文において、「おいしい」という単語は、甘み、硬さ、そして歯ざわりなどの、リンゴが客観的にもっている諸特徴をさししめしています。しかし、まだそれだけでは不十分です。私たち人間にとって、その諸特徴がどんな意味あいをもっているか、主体の側からの特徴づけをも言いあらわしているからです。それでは、この主体の側から特徴づけはいちいちの単語においてどんなふうにあらわれるのでしょうか。私の研究はこんな問題意識からはじまりました。現在では、主として「うれしい」「かなしい」などの感情をいいあらわす単語を対象にして、それが状態から特徴へと移行していく際に生じる、主体の側からの特徴づけの変化について調べています。

教育活動

 私は法経学部に所属していますが、留学生別科で日本語を教えることを主な仕事にしています。この留学生別科には、一年間ここで日本語を勉強して、日本の大学に進学を希望する留学生が集まってきます。一年という短い期間に、ある程度の日本語をマスターしようと、どの別科生も真剣です。日本語がマスターできなければ、国へ帰るしかないからです。私も含めて別科で働く教員は、そんな別科生と向き合っています。別科生が自分の力で日本語をマスターしていけるように、つねに気を配っています。

 また、日本語の勉強以外に、別科生が日本での留学生活を有意義なものにできるように、つぎのようなことを行なっています。

  1. ①沖縄の歴史や文化の、より深い理解を目的にした行事(陶芸体験など)
  2. ②別科生と日本人学生との交流(ピーチパーティーなど)
  3. ③悩みごと相談
学内活動
  1. 1.2000年度より留学生別科主任
  2. 2.留学生別科日本語によるスピーチ発表会
    毎年、留学生別科においてスピーチ発表会を行なっています。一年間の日本語の勉強の成果を、別科生が披露します。
論文

1996「形容詞の分類一状態形容詞と貿形容詞」『ことばの科学7』むぎ書房

2005「形容詞について」『教育国語』4-8、むぎ書房

2013「状態の意味について」『沖縄大学法経学部紀要』第19号

所属: 
氏名: 
古座 文彦
氏名アルファベット: 
KOZA Fumihiko
写真: 
主な担当科目等: 
日本語学
専攻: 
日本語学
最終学歴: 
日本大学文理学部国文学科
モットー: 
「言うよりは行動」
学位: 
文学士(日本大学)
生年等: 
1957年