崔 珉寧

研究活動

 あまり深く考えず大学学部で経営学科に進み、本業になるとは全く予想せず経営学の大学院課程に進んでしまったのであったが、面白さと楽しさを合わせ持った経営学研究の魅力にはまり、これまでずっと経営学の一つの分野である戦略とイノベーションの世界に住み続けている。とくに、新しい知識のニューコンビネーション状態から新しい技術や製品が生み出され、社会全体に大きな変化を起こす革新現象であるイノベーションに強い興味を持ち、これらのイノベーションを遂行する企業家と企業の研究を行っている。なぜ特定の時期に特定の場所で特定の人々によって業界をシャッフルしてしまう優れた戦略がうまれ、また世界を変えてしまうイノベーションが発生するのかというのが、最初からのリサーチ・クエスチョンであった。最近は、いくつかあるイノベーション研究領域の中でも、技術者・企業家・投資家・サプライヤー・顧客が相互に連携して新しい知識とモノを生み出すネットワーク研究を行っている。

教育活動

 大学4年間(できればぜひ1年間の海外留学を含めた5年間を勧めたい。本を読むことで得られる間接経験と旅行・留学・インターンシップなどで得られる直接経験をバランスよく積み重ねてほしい)でどのような能力を身につけて卒業し、社会に貢献しながらそれぞれ楽しい人生を送るべきなのかを常に悩み続けている。一年生を対象にした「経営学入門Ⅱ」と二年生以上の学生を対象とした「経営戦略論」と「イノベーション論」の科目を担当している。また、一年生から四年生までのゼミナールを担当している。これらの講義とゼミナールを通して、つねに新しい知識に触れる面白さと、これらの知識を用いて世の中で起きている物事の本質を見抜くという楽しさを伝えようとしている。また、より広い世界観とより深い人生観をもっていただくための直接経験をできるだけそれぞれ行うように指導努力をしている。比較的簡単に他人の経験を自分のものにできる本読みというあまりなじみのなかった作業と、われわれの知覚と感性を高めてくれる旅行・留学といった勇気のいる直接経験を、人生の中である程度恵まれた環境である大学時代の間、本人の楽しい将来のためにできる限りどんどん増やしてほしいと願っている。知的刺激と知的探求の世界は、もしかすると人間の本能に近い欲求なのではないのかと疑うほどの楽しいところであり、ぜひ大学時代の間、この世界を自分の世界の一部にしてほしいと思っている。

所属学会

経営史学会、組織学会、韓日経商学会

著作・論文
  • 『ブータンから考える沖縄の幸福』(2011年、共著)
  • 『「ご当地ラーメン」の地域ブランド戦略』(2009年、共著)
  • 『中小都市「B級グルメ」戦略~新たな価値の創造に挑む十地域』(2008年、共著)
  • 『「村」がブランドになる時代~産業振興と地域おこし』(2007年、共著)
  • 『地方圏の産業振興と中山間地域~希望の島根モデル・総合研究』(2007年、共著)
  • 『日本企業研究のフロンティア第2編』(2006年、共著)
所属: 
氏名: 
崔 珉寧
氏名アルファベット: 
CHOI Minyoung
写真: 
主な担当科目等: 
戦略論、経営史、イノベーション論
専攻: 
経営戦略論、経営史、イノベーション論、地域産業論
最終学歴: 
一橋大学大学院商学研究科博士課程(商学博士)
モットー: 
たくましい意志、ゆたかな想像力、 燃える情熱こそ、青春
学位: 
博士(一橋大学)
生年等: 
1972年