仲地 博

研究活動

 若いころはドイツ公法学の研究を志し、「シンドラー・憲法と社会構造」(有信堂刊)の翻訳をしたこともあるが、最近は沖縄に軸足を置いて地方自治を研究している。

 私は、1945年終戦の年の生まれである。戦争の爪跡はここかしかに残っていた。甲子園の土の逸話で知られる首里高校を出たが、その首里高校は琉球政府立であった。国費学生として北海道で大学生活を送った。沖縄から船と汽車を乗り継ぎ丸3日がかりで到着した札幌、気温は20度違い、もちろん雪を見るのは初めてであった。日本の広さ、豊かさ(経済的意味ではない)、多様さを実感した。復帰運動が燃え盛っているころで、沖縄出身の青年ならば、誰でも故郷の現状に心を痛め、何ができるか何をしなければならないかを日々反芻していた。その後東京で5カ年間の大学院生活を送った。沖縄の自治と平和に公法学はどう貢献できるかが課題であった。若い日の問題意識を今も持ち続けている。

教育活動

 琉球大学に35年勤務した。短大部を出発点にし、その後教養部、学部、研究科(大学院)、法務研究科(専門職大学院)と異動し、結果としてすべての大学教育の形態を経験した。その後沖縄大学に転じて5年、沖縄大学の教育熱心さに感服している。地域共創・未来共創の理念に共感し、地域をしっかり支える中軸となる人材の育成に取組みたい。具体的には、公務員試験や行政書士試験を受験する学生を支援したい。

所属学会

日本公法学会、全国憲法研究会、財政法学会、自治体学会など。

学外活動

 専門が行政法という分野のため、県や市町村の諮問委員を経験をさせていただくことがあるが、2013年12月現在で在職中のものは、沖縄県個人情報保護審査会(会長)、沖縄県法定外目的税導入に関する専門家委員会(委員長)

著作・論文
  • ○三好充・仲地博編『テキストブック行政法』法律文化社・平成13年、
  • ○仲地博・水島朝穂(編)『オキナワと憲法』法律文化社・1998年
  • ○吉田善明・仲地博(編)『憲法政治』敬文堂・平成8年
  • ○安世舟・仲地博・渡辺中(共訳)『憲法と社会構造』有信堂・平成16年
  • ○石原昌家・仲地博・ラグダスラミス(編)『オキナワを平和学する』法律文化社・平成16年
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所属: 
氏名: 
仲地 博
氏名アルファベット: 
NAKACHI Hiroshi
写真: 
主な担当科目等: 
憲法・行政法
専攻: 
憲法・行政法
最終学歴: 
明治大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学
学位: 
法学修士(明治大学)
生年等: 
1945年