伊藤 丈志

研究活動

 専門は、ことばを研究する言語学(linguistics)。特にことばが実際に用いられる状況で、どのような形式で、どのような働きをするのかということを重視した言語研究を行っている。これは語用論(pragmatics)という言語学の下位領域である。例えば、挨拶ことばを考えてみると、家族に対し「おはようございます」とはいうけれど、「こんにちは」とか「こんばんは」とは言わない。同じ挨拶言葉であっても使われる状況が異なるのである。これは私たちが挨拶言葉を使う際に頭の中で何か意識したり、気をつけたりしていることがあるからだと想定される。こういうことを研究する分野が語用論(pragmatics)という分野である。

教育活動

英語学概論、英語習得法、英語リテラシー、専門演習、問題発見演習などの科目を担当

所属学会

日本言語学会、日本英語学会、日本語用論学会、大学教育学会、初年次教育学会など

学外活動

 高校生、中学生を対象に、「英語のTVコマーシャルから異文化社会を考える」「英語学習法のトレンド(英語入門1)」などのテーマで出前講義を行ったり、進路説明として「語学を活かす職業」を紹介する講師も行ったりしている。

著作・論文

(1)「「らしい」・「ようだ」の基本的意味と談話制約」『International Journal of Pragmatics』(日本プラグマティックス学会)Vol. 7. pp. 69-84. (1997)

(2)「談話における情報のなわ張り?肯定応答文形式の分析?」『沖縄大学人文学部紀要』(沖縄大学人文学部)No.4 . pp. 69-83. (2003)

(3)「日本語における伝聞情報の言語化-概言形式をとらない場合-」『沖縄大学人文学部紀要』(沖縄大学人文学部)No. 9. pp.51-73. (2006)

(4)「地域社会に密着した言語学習の可能性-沖縄大学CALL対応のマルチ言語学習システム開発プロジェクト-」『地域研究』(沖縄大学地域研究所)第3号. pp.17-28. (2007)  (Janet Higgins、渡邉ゆきことの共著論文)

(5)「「沖大英語」の確立に向けて-Basic Englishコース5年間の歴史と今後の展望-」『沖縄大学人文学部紀要』(沖縄大学人文学部)No. 10. pp. 27-52. (2007)

(6)「英単語増強対策から入学前指導、そして初年次教育改革へ:沖縄大学におけるPower Wordsコースプラス、モバイルアカデミーの利用報告」『英語教育とe-learning―活用事例集―』(アルク教育社)pp.109-111. (2009)

氏名: 
伊藤 丈志
氏名アルファベット: 
ITOH Takeshi
写真: 
主な担当科目等: 
英語コミュニケーションコース
専攻: 
英語コミュニケーションコース
最終学歴: 
獨協大学大学院外国語学研究科博士後期課程
学位: 
修士(英語学)獨協大学大学院外国語学研究科