山代 寛

研究活動および教育活動

 1987年琉球大学医学部卒業後、鳥取大学第一外科(現在の病態病態制御外科学)に入局、食道癌、胃癌の研究グループに属して主に周術期の生体反応について研究する機会を与えていただきました。各地で外科研修後、外科医以外の様々な仕事も経験し、2008年自称日本初の禁煙学教授として沖縄大学に赴任いたしました。

 2011年3月に医師会災害医療班として東日本大震災の被災地大槌に赴き、翌月に沖縄学生らと再び被災地で被災者とふれあい、学生たちの成長を目の当たりにしたことは得難い経験でした。学生は専門の勉強はもちろん大切ですが、サークル活動やボランティア活動への参加は社会に出てからの大きな財産になりますし、学生の地域でのサークル活動、社会活動への参加をバックアップすることが教員の重要な仕事だと実感しています。

 医者という立場から、大学教育とくに福祉を学ぶ学生にまず必要な教育は、命の大切さについての教育だと考えます。20年以上外科医として人の命に直接関わる仕事をしてきました。外科医の仕事は患者のすべてを見ることであり、一般外科医には医学一般に精通していることはもちろん、患者を取り巻く環境に配慮し、そして手術よりも予防こそが大事なのだということを学びました。また大学生時代、一期生ということで様々なことが手探りでしたが、1981年よりオリブ山病院ホスピス設立準備段階で同病院主催のホスピスボランティア研究会に誘われ、そこで緩和医療がBERUFであると直観する経験をし、緩和医療、特に在宅緩和を積極的におこなっていました。そして勤務病院が災害拠点病院であったことから災害救急にも関わりをもっていましたがPreventable Deathへの関心から、市民へのAEDの普及や地域の禁煙化に携わってきました。一般外科の診療に加えて緩和医療、災害救急医療、禁煙活動、の3本柱による地域での活動経験を大学でも活かし、次世代の健康福祉教育に関わっています。なかでも命の大切さという観点から「タバコ問題」を通して真実を見る目を養い、様々な依存症に蝕まれている沖縄の健康を取り戻す担い手になるべく、学生とともに学んでいます。

学内活動

2013年度学生部長、沖縄大学空手部部長

学外活動

豊見城高校、真和志高校評議員、沖縄YMCA評議員、医療法人葦の会評議員、ちばなクリニックおよびアドベンチストメディカルセンター禁煙外来担当非常勤医師、那覇市介護認定審査員、那覇市医師会禁煙推進委員、沖縄県医師会災害医療委員会・おきなわ津梁ネットワーク健康教育部会・広報部会・次世代の健康教育検討委員会委員、沖縄県リゾートダイビング事業連合会会長、沖縄ANDOGネットワーク会長 他

著作・論文
  • ○『食道癌および胃癌手術における自己血輸血と周術期生体反応』(単著、学位論文)1993年、米子医学雑誌
  • ○『岡山県北部真庭郡へのACLS普及について 災害拠点病院演習としてACLSコースを開催した経験を中心に』(共著)2005年、 へき地・離島救急医療研究会誌
  • ○『沖縄と依存症について』岩上安身責任編集 - IWJ Independent Web Journal 取材 2010年7月
    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/date/2010/07
  • ○『バレニクリンを使った指導法』(分担執筆)禁煙学 改訂2版南山堂 東京 2010年3月
  • ○『老年医学』『老年栄養学』(分担執筆)沖縄で学ぶ老年福祉学 学文社 2009年11月10日
【主な学会、研究会発表】
  • ○第8回日本禁煙学会学術総会 会長 2014年11月15,16日
  • ○ホスピスにおける喫煙対策 第19回日本ホスピス在宅ケア研究会 2011 年 7 月 17 日 (宜野湾)
氏名: 
山代 寛
氏名アルファベット: 
YAMASHIRO Hiroshi
写真: 
主な担当科目等: 
医学、禁煙学
専攻: 
健康スポーツ福祉専攻
最終学歴: 
医学士(琉球大学医学部医学科)、医学博士(鳥取大学大学院)
モットー: 
愛國禁煙
学位: 
医学士(琉球大学医学部医学科)、 医学博士(鳥取大学大学院)
生年等: 
1961年1月9日