宮城 能彦

大学の教育・研究

 誰にでも、猛烈に「学びたい」と思う時が必ず来ます。

 「勉強」が基本的に「義務」あるいは、「義務」から生じたものでしかない高校生には理解できないかもしれませんが、社会人になると、「もっと勉強しておけばよかった」「今からでも勉強したい」と多くの大人たちが言うのです。人は、「義務」感を感じなくなった瞬間に、ほんとうに「学びたい」と思うのかもしれません。

私には夢があります。

 それは、「学びたい」と思った人が、年齢や職業や経済力に関係なくいつでも学ぶことができる、そんな社会になってほしいという夢です。別の言い方をするのなら、いつでも「やり直しがきく社会」をつくりたいということです。

勉強を始めるのに「遅い」ということはありません。環境さえ整えば、いつでも誰でも学ぶことができる。そんな環境を作っていくためには、まず、大学に対する考え方を変えなければならないと思います。

簡単に言えば、「高校生の進学先」としての大学から、「年齢に関係なく学びたい人がいつでも通える教育機関」というイメージに変えていく必要があるでしょう。もちろん、モラトリアム期間がほしいという若者でも社会人でもかまいません。シェルターとしての大学と言ってもいいでしょう。

例えば、子育てが一段落したのでいろんな勉強をしたいと思っている人や、定年退職して新たな世界を切り開きたい人等がたくさん入学してくる。あるいは、子育て真っ最中のお母さんでも、仕事に限界を感じているサラリーマンでも、「学びたい」と思っていれば、その人たちに学びの場と時間を提供できる。それがこれからの大学だと思うのです。

 「学び」には様々なものがあります。資格支援を受けるための「学び」もあれば、純粋に「知りたい」と思っただけの「学び」もあるでしょう。新商品を開発したい人もいれば、新しい生活スタイルを模索している人もいる。ひょっとしたら、「自分が生きていくためにはどうしても知らなくてはいけないこと」を見つけた人もいるでしょうし、それを見つけたいと思っている人もいるでしょう。そんな人たちが集う場。私はそれを夢見ています。

 幸いなことに、沖縄は研究テーマの宝庫です。自然科学の分野でも社会科学の分野でも、おもしろそうなことはいくらでもあるし、調べれば調べるほど奥の深さみたいなものを感じることができます。

そんな沖縄で一緒に学びませんか?

 「やり直しがきく社会」の実践者としての仲間。一緒に夢を追いかける仲間。

 実は、そういう仲間との出会いが幾度かありました。これからも一緒に学ぶ仲間を増やしていき、いつか夢を実現させたいと思っています。そんな可能性が私の勤める沖縄大学にはあると思います。

担当科目

地域社会学、現代社会のしくみ、社会科教育法

氏名: 
宮城 能彦
氏名アルファベット: 
MIYAGI Yoshihiko
写真: 
主な担当科目等: 
社会学、 地域社会学
専攻: 
地域社会学・社会科教育法
最終学歴: 
教育学修士(兵庫教育大学)
学位: 
教育学修士(兵庫教育大学)
生年等: 
昭和35年 那覇市生まれ