LANGUAGE
LANGUAGE
2020.02.05#その他

新学部通信⑯助手室便り~免疫力アップして年度末を乗り切ろう!

  1. HOME
  2. ニュース一覧
  3. 新学部通信⑯助手室便り~免疫力アップして年度末を乗り切ろう!

中国湖北省・武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が広がり、予防に敏感になっている方も多いのではないでしょうか。沖縄も乾燥しやすく感染症が蔓延しやすい季節です。
こんな時こそ、免疫力をアップさせ、風邪を予防してさらっと年度末を乗り切りましょう。

1.腸内環境を整える:腸内には、免疫細胞の6割が存在すると言われています。腸内環境を整えることで、体全体の免疫力のアップが期待できます。腸内の善玉菌のエサとなる野菜、果物をしっかり摂り、味噌や納豆・ヨーグルトなどの発酵食品を普段の食事にプラスして免疫力をアップさせましょう。

2.温かい飲み物で口の乾燥を予防する:ウイルスや菌が最初に侵入してくる経路である口腔内がしっかり潤っていれば、菌は唾液とともに胃へ流されて、胃酸でしっかり殺菌することができます。水分をこまめに取り、口腔内をしっかり潤しましょう。また、温かい飲み物は、体を温め、胃腸の働きを活発にし、免疫力をアップできる効果が期待できます。

3.喉の粘膜保護のため、ビタミンAを積極的に摂取する:ビタミンAは、体内で免疫機能、視覚、生殖に関与している栄養素です。皮膚や粘膜の保護、健康を維持する働きがあり、ウイルスや菌の予防に効果があると考えられています。多く含まれる食品として、レバーやうなぎ、牛乳やチーズなどの乳製品、緑黄色野菜(色の濃い野菜:人参、ほうれん草、ブロッコリー、かぼちゃなど)があります。脂溶性のビタミンなので、油と一緒に摂ることが大切です。

4.肉や魚、卵、豆腐などのタンパク質を適量摂取して体力を増強する:免疫細胞もタンパク質からできています。良質なたんぱく質を適量補給することが大切です。脂肪の少ない肉、魚、卵、豆腐を毎食片手1枚程度、摂るようにしましょう。また、よく噛んで食べることで、効率的に栄養の吸収を行い、さらに副交感神経を優位にし、免疫力をアップすることができます。よく噛むことを意識しましょう。

★もち麦で免疫力アップ!サーモンスープ★

北欧の国、フィンランドで食べられているサーモンのスープ。ムーミンのお話にも登場します。生姜ともち麦をプラスして、心と体を温めるスープはいかがですか?

材料:★じゃがいも1個、★人参1/2本、★もち麦大匙2、★ローリエ1枚、★固形コンソメ1個、サーモン250グラム、生姜(おろし)小さじ2、牛乳100cc

作り方

① じゃがいも、人参、サーモンを一口大にカットします。

② ★の材料を鍋にいれて、ひたひたの水とともに、コトコト20分~30分炊いていきます。

③ もち麦に火が通り、全体がトロっとしてきたら、サーモンを加えてひと煮立ち。

④ 牛乳、おろし生姜を加えて、沸騰しない程度に温めて、塩・こしょうで味を調えたらできあがり