1999年11月17日

沖縄県知事 稲 嶺 恵 一 殿



立法院を再生させる会
 事務局長 米須正弘
那覇市(省略)
 連絡先 建築研究室DAP気付
 TEL(省略)


旧立法院議会棟の解体工事入札に対する抗議と緊急要請

 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、沖縄県は11月15日、旧立法院議会棟の解体工事のための「入札」を強行いたしました。私たち「立法院を再生させる会」は、県民の多数から、「立法院棟の保存再生をもとめる声」があるにもかかわらず、沖縄県が解体撤去のための入札を強行したことに強く抗議いたします。

 また、沖縄県は、旧立法院議会棟の問題が、現在、住民訴訟で控訴され審議がなされている最中にもかかわらず、同議会棟の解体撤去のための現場説明及び入札を強行いたしました。このような沖縄県の県民無視の行政姿勢に対し強い憤りを覚え、その良識を疑い、強く抗議するものであります。

 くわえて、11月11日には、旧立法院議会棟の解体撤去における予算執行の差止めを求めて住民監査請求が受け付けられ、その受理に関する審議が同月19日に予定されている中で、その監査請求を無視して、入札を強行いたしました。同じくこのような沖縄県の行政姿勢に対しても、地方自治法にこめられた住民監査請求権の本旨を、著しく歪める行為として強く抗議いたします。

 私たちは、そのような旧立法院議会棟の解体撤去のための入札強行に強く抗議するとともに、沖縄県が県民の声に真摯に耳を傾け県政の良識を示すよう、以下の二点について緊急に要請いたします。

要請事項

1 住民監査請求ならびに住民訴訟が行なわれている間は、旧立法院議会棟の解体撤去を凍結すること。

2 県民から要請されている旧立法院議会棟の保存再生を検討すること。