1999年11月18日

沖縄県知事
 稲 嶺 恵 一 殿

立法院を再生させる会
事務局長  米須正弘
連絡先 那覇市久米1−3−14
建築研究室DAP気付
 TEL(省略)

旧立法院議会棟の問題に関する県知事への面会要請

 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 貴職におかれましては、ご就任以来、わたしたち沖縄県民の暮らしのため、職務にご精励のことと存じます。

 さて、沖縄県は11月15日に旧立法院議会棟の解体工事のための「入札」を強行いたしました。それに対し、昨日(17日)、総務部長に面会を求め、その入札の強行に強く抗議いたしました。その際、総務部長は、法的に適正な手続きによって行なわれたことを強調しましたが、住民監査請求の審議前に入札が為された事実は地方自治法に定められた県民の住民監査請求権の本旨を著しく歪めている点、住民訴訟が行なわれている間は旧立法院棟問題を執行しないとの総務部長の発言と矛盾している点などの指摘に対して、総務部長自身から19日の監査請求の審議を見守るとの発言はありましたが、その他については明快な回答を得ることができませんでした。

 私たちは、稲嶺県政が文化行政をうたいあげており、また旧立法院棟問題がすこぶる歴史や文化認識が問われている問題だけに、行政手続きに法的な瑕疵がないという論点だけで同問題を処理しようとする県の行政姿勢に対して、強い不満と憤りを感じざるをえません。

 つきましては、11月9日に知事宛てに提出しました旧立法院棟の文化財登録に閑する「同意」の要請に対する回答と、前県政の際に旧立法院棟の検討委員会の委員でもあられた稲嶺知事ご本人から、旧立法院棟の歴史文化認識について直接うかがいたく思い、面会の要請を行なうものです。