那覇市指定有形文化財指定要請書
1999年10月28日
那覇市教育委員会殿
要請者住所 那覇市(略)
氏 名 大嶺 達夫 他 18 名那覇市在の下記文化財を指定文化財に指定されますよう写真を添えて要請します。
記
1 文化財の種別、名称(俗称を含む。)およぴ員数:建造物 立法院議会棟(旧県議会棟)
1棟
2 所在の場所 :那覇市泉崎1−2−23 所有者の氏名およぴ住所:沖縄県民
4 所在者以外に権限に基づく占有者がある場合には、その氏名およぴ住所
:沖縄県那覇市泉崎1−2−25 品質およぴ形状(建造物の場合には、構造およぴ形式)
:鉄筋コンクリート造2階建
勾配付陸屋根 一部ピロティー式 近代建築6 寸法または重量(建造物の場合には、床面境およぴ高さ):535.99m2 9.7m
7 作者、製作年代または時代 :設計者 大城龍太郎 竣工 1954年
8 画質、奥書、銘文、棟札およぴ墨書等:
9 由来、沿革、伝説その他参考となる事項
米国統治下における人民側の立法府として誕生、自治権の獲得と平和への希求の
象徴として戦後沖縄の民主主義を体現する建物となった。初の公開競技設計を行い、沖縄人の設計・施行になる戦後初めての公共建築とし
て完成、正面ルーバー・パネル上には「平和の鳩」のブロンズ・レリーフを取り付
ける計画であったが、資金提供者であった米国民政府の拒絶により実現しないまま
今日に至っている。近代建築の常として外見上殊更に時代様式や風土性を強調したものではないが、
それを超越した思想性と敢えて言えば沖縄的な理想主義が好ましいスケールと美し
いフロポーション、様々な建築言語の組み合わせによる個性的な表現の内に結晶し
ている。理念・意匠・機能が一体となったこのような特色は、沖縄の優れた建築作
品として日本建築学会から、また心ある県内外の研究者から高い評緬を受けている。添付資料 1・日本建築学会からの要請書
2・日本建築学会からの要請書に添付された「見解」
3・日本建築学会 九州支部 建築歴史意匠委員会
旧立法院の保存を考えるシンポジウム 1993.7.3 記録集
琉球大学教授 福島駿介 スライド紹介と解説より那覇市指定史跡名勝天然記念物指定要請書
1999年10月28日
那覇市教育委員会殿
要請者住所 那覇市(略)
氏 名 大嶺 達夫
他18 名那覇市在の下記文化財を指定文化財に指定されますよう写真を添えて要請します。
記
1 史跡、名勝または天然記念物の別 :史跡
2 名称(俗称を含む)および員数
:立法院議会棟(旧県議会棟)とその一帯
建造物一棟を含む一地域
3 所在の場所
:那覇市泉崎1−2−2
4 所有者の氏名および住所
:沖縄県民5 所有者以外に権限に基づく占有者がある場合には、その氏名および住所
:沖縄県 那覇市泉崎1−2−26 指定要請地域の状況
県の新庁舎整備計画の中での涌田窯跡、武徳殿、旧行政棟庁舎に続く既存建
物撤去方針、及び前県政下における耐久性評価の誤り(福岡高等裁判所那覇支
部で係争中)により、将釆の存続が危惧され、早急な保護が求められる。7 指定要請の理由
今時戦の戦勝国である米国のハーグ国際条約にも背く27年間におよぶ一
方的な占領統治と抑圧政策に対し、沖縄人民が普遍的な自治と平和と人権回復
をかけて闘い、抵抗した記憶すべき場所である。またその生き証人としての建
物である。また戦後の時代風景を偲ばせ、沖縄人の存在証明と将来の指針のた
めにも消滅させてはならない。8 その他参考となる事項
添付資料 日本建築学会 九州支部 建築歴史意匠委員会
旧立法院の保存を考えるシンポジウム 1993.7.3 記録集
琉球大学教授 福島駿介 スライド紹介と解説より注1)できるだけ、改行・体裁など原文にそって転載した。転載に伴う誤字・脱字があろうかと思いますので、ご注意下さい。
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