2026大学案内パンフレット
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将来のキャリアに対して考える幅が広がりました多いのが沖 大 の 魅 力 !D I S C O V E R Y !沖 縄 の料理を知る機 会 がもずくグミの試食を100食分作り、学内で試食をしてもらう活動も実施。感想を聞くのはいつでもドキドキしたけど、実現できたことに感動するとともに、たくさんの人からの協力があったからできたことだと感謝。もずくのメニュー開発で大変だったのは、磯臭さをどうやって感じさせないようにするかだった。生産量が国内1位であることの紹介や、もずくが食材として優れていることも併せてPRすることで、興味を持ってもらえるようにした。もずくグミ完成!試食を用意するだけでなく、沖縄がもずくの  同じ学科のメンバーと二人で、沖縄の特産品であるもずくを学校給食で提供する場合のメニュー開発に取り組みました。指導教員の下地先生と、沖縄の一番のもずくの産地である、うるま市の勝連漁協さんにたくさん協力してもらいました。 もずくを使ったメニューということで、最初はおかず系で考えていたんですが、もずくの弾力のある食感をヒントに、スイーツ系が候補にあがり、学校給食のデザートとして出せるスイーツだったら子どもたちが喜ぶんじゃないかということで、最終的にもずくを使ったスイーツを作ることに決めまし た。商 品 開 発 を す る に あ た り、学校給食やもずくについて色々と調べたのですが、その中で、沖縄県の学校給食は地場産物の使用率が低いことが分かったり、一方で沖縄のもずくが機能性に優れていることや色々な可能性がある食材だということなど、アイデア出しの段階は学ぶことがとても多くありました。コンビニやスーパーに寄っても普段は買い物の目線でしか見ていなかったのが、商品開発をするときのヒントを探すように売り場を見るようになったのも、自分が変わったと思う部分です。 結果的にもずくグミを開発メニューにしましたが、検討段階では黒糖もずくカップケーキ、わらびもち、まんじゅうなどもあり、すべて試作と味見をする作業を繰り返しました。中にはおいしくないものもあって、その時は落ち込みましたが、面白かったです。 とても印象に残っていることの一つに、勝連漁協さんの協力があります。生もずくの提供だけでなく、試食会にもわざわざ参加してくださったり、こんなにも協力してくださるんだと驚きました。これを機会に私自身ももずくを食べる頻度が上がりました(笑)。この経験を通して、商品開発の一連の流れが学べたのは良かったなと思います。もともと管理栄養学科は実習が多かったり、沖縄の食文化に関わる授業が多いので、沖縄の食について多く学べるのもいいなと思います。地産地消や食品ロス対策など、課題を解決するようなメニューやレシピ開発もしてみたいと思いました。地域がキャンパス、地域のキャンパスOKIDAI VISION 2028OKIDAI GUIDE 2026 15

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