マップの英語翻訳も自分たちで挑戦してみました「何を載せればいいんだろう?」「取材するお店はどうする?」など、初めてのマップ制作は分からないことだらけ。グループのメンバーで意見を出し合い、取材を進め、自分たちで写真を撮ったり原稿を書いたり。苦労したけれど完成したときの感動はひとしお。協力してもらった掲載先にはマップをもって挨拶に。も収まるA5サイズ。広げると、マップとともに立ち寄りスポットが掲載されている。「今後はもっと良いものを作りたい」と意欲満々。SHURI SAMPO MAP完成した「首里さんぽマップ」はポケットに 国際コミュニケーション学科の末吉ゼミに入っていますが、マップ、インスタグラム、ビデオ、ホームページの4種類の媒体を使って英語を活かした那覇の魅力を発信する事業に取り組んでいます。那覇は国内外からたくさんの人が訪 れ る 観 光 都 市 で す 。 観 光 客 の方々が求めているのはどんな情報なのか。そのニーズを考えながら、さまざまな視点から、紹介する内容を考えるようにしています。 今回、マップを制作することにしたのですが、多くの情報をわかりやすく、魅力的に見せるためにどうすればいいかを考えました。初めてのことだったので、何から手をつければいいのか分からず、大変なことがたくさんあって、本当に完成させることができるのかとても不安でした。でも、マップに掲載するお店を選んだり、公共交通機関について調べたり、グループのみんなで協力し合ってどうにか「首里マップ」を完成させることができました。苦労することはたくさんありましたが、お店の取材に快く応じてくださるフレンドリーな方々の魅力をたくさんの人に知って欲しいと思ったのと、完成した時は今までにない達成感を味わうことができました。 マップを制作する中で、観光という視点での課題にも気づきました。交通渋滞や多言語化の遅れなどが気づいた課題ですが、だからこそ、私たちの活動がもっと必要だと感じています。 私自身、将来何になりたいのか、目標などがあまりはっきりせず、もやもやとした気分を抱えていました。でも、ゼミでの活動を通して、沖縄の観光に関する、例えば課題解決や魅力の発信の仕事に興味を持つようになりました。いまは、沖縄を訪れる観光客の方々をなんらかの形でサポートする職業に就きたいと思っています。また、地域の人たちとの交流を通して暮らしの課題解決についても考えてみたいです。首里マップを作ったことで、一つのことを最後まで成し遂げる経験ができ、挑戦することで視野が広がり、自分のキャリアに繋がっていくことが分かりました。これからは観光客と、地元の人たちとも交流し、さまざまな挑戦をしていきたいと思います。地域がキャンパス、地域のキャンパス OKIDAI VISION 2028OKIDAI GUIDE 2026 07学 べ ば学ぶほどもっと知りた く な っ て く る !
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