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2021.11.15#その他

ピカリと輝く沖大生!(52)警視庁採用試験に合格!(経法商学科4年次 楚南宏武さん)

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ピカリと輝く沖大生!(52)

夢に向かってがんばっている学生を紹介する『ピカリと輝く沖大生!』企画。52回目は経法商学科4年次の楚南宏武さんをご紹介します。

楚南さんは、警視庁採用試験に見事合格して、沖縄県では4人合格したうちの1番の成績で面接試験を突破しています。夢は捜査一課の刑事になり、人のために働きたいと語ってくれました。

楚南宏武さん(宮古高校出身)

警察官を志望したきっかけ等について

中学校から剣道を続けていて、警察官の方との交流も多く、お話しを聞くなかで、やりがいがある仕事だなと高校3年生のときから警察官になりたいと志すようになりました。高校時代、学業に部活、アルバイト、家の手伝い等自分の時間がない中で、人生を投げ出したくなる時期があったんですが、親の一喝や自分を見つめ直すことができて、「このまま終わってたまるか!」と気づく機会があり、それから目標ができました。警察官は「誰かを助けられる究極な仕事」だと思っています。本当に危ないときに人を救える仕事だと、魅力を感じました。

高校卒業後すぐに警察官になるのもよいかとは思いましたが、警察官として働くうえで必要な法律の勉強や教養を身に付けることも大事だなと思い、沖縄大学への進学を決めました。大学に行く意義は、大学生でしか経験できないことがたくさんあると感じています。なりたいものを目指すにしても大学にいくことは、そのなかでも上のものを掴めるのではないかと思います。

より多くの人と関わることができる東京で警察官として働けたらと、警視庁の採用試験を受験しました。

大学時代について

奨学金の受給もでき、大学では有意義な4年間を過ごせたと思います。法律の勉強はもちろん大学時代も人のためにとボランティア活動にも取り組みました。春田吉備彦教授のゼミを履修し、先生には講義修了後にもいろいろ親身に相談に乗ってもらえて、とても感謝しています。4年間で自分の可能性を広げられたとも思っています。沖縄大学で大学生活を過ごせてとても良かったなと感じています。先生や仲間、人が良いですし、先生が親身になってくれるのが本当に魅力で、関わりのある先生の講義はより、身に着きました。よく勉強に使っていたラーニングコモンズでは、みんな必死に勉強しているので、とても励みにもなりました。頑張っている人に刺激を受け、自分も頑張れました。

就職活動を振り返って

「絶対に警察官になりたい」という熱い想いが孤独な勉強や面接試験のときも大事だったなと思っています。

大学1年次から毎日数時間勉強をして、2年次からは本格的に筆記試験に備え、多いときでは1日に10時間ほど勉強していました。学内の図書館やラーニングコモンズなど集中できるスペースを利用して取り組みました。苦しいとき、勉強が辛いときもありましたが、そういう時はモチベーションノートに今の課題を書きだして、気持ちを整理していました。書くことで、自分はやはり警察官になりたいという想いを気づけて、なら勉強がんばるしかないと奮い立たせることができました。

また、面接対策にはとても力を入れました。1次試験よりも配点も大きいので、とにかく熱意を伝えるように努めました。県内の受験者の中で面接試験では1位の順位だったと知り、自分がどうしても警察官になりたいという気持ちが伝わったんだなと感じました。

どんな警察官になりたいですか

刑事部への配属を希望しています。捜査一課で凶悪犯罪等から人命を守れるように、責任をもって職務に勤めたいと考えています。

まずは4月から東京都調布市にある警察学校で訓練や勉強に勉めます。宮古島出身なので、沖縄本島での大学生活もとても楽しみだったんですが、さらに都会での生活に少し不安もありますが、多くの人と出会うことはとても楽しみにしています。電車に乗るのは心配ではあります・・・。

後輩へ一言

自分が目指していることにきちんと向き合い、目指すものに対して今なにが不足しているのかをきちんと理解し、それを埋められるように、がむしゃらに頑張ってほしいです!

 

楚南さんのモチベーションノート