日本初の本格的ソウル・R&B系アーティスト クック豊元さんを招いてLet's dance! 健康スポーツ福祉専攻2年次合同ゼミ
6月14日3限目の沖縄大学体育館、ピカピカ金色のマツケンサンバのマツケンさんのような衣装をきた人を目撃した沖縄大学広報カメラはいざ体育館へ!そこには60年代後期から70年代前半にかけて活躍した方をお招きしての講義が行われていました。
福祉文化学科健康スポーツ福祉専攻2年次基礎演習Ⅰの講義は日本のブラックミュージックを開拓した元祖Japanese Soul Manクック豊元さんと後継者として全国で活動をしている渡辺和美さんをお招きして行われました。
日本に、まだディスコというジャンルの店さえなかった時代。ザ・ビートルズが来日した1966年、新宿に『ジ・アザー』というR&B喫茶(のちにディスコ化)が誕生します。その『ジ・アザー』に集う、20歳そこそこの若者であった、クック豊元(沖縄県出身)、ニック岡井(2007年死去)、チャッキー新倉の3人が、ソウル・ブラザーズを結成するのです。数人のバンドマンを従えて、活動をはじめ、1970年に、その3人が、クック・ニック&チャッキーとしてメジャーデビューを果たします。
日本のソウルミュージック、芸能界で一時代を築いた”レジェンド オブ レジェンド”クック豊元さん、講義冒頭では今年で73歳とは思えない軽快なステップを繰り広げていました。盛り上がりやすい曲にあわせてのダンスは学生たちもすぐに習得していました。
福祉施設では高齢者が昔懐かしいソウルミュージックにあわせてダンスを楽しむということも少なくなく、学生たちにも Soul ダンスを体感してもらい、今後高齢者との会話等にも活かしてもらえたらと今回の講義が実現されました。「私のゼミ生だけでなく専攻の合同ゼミで実施できてより多くの学生に体感できてよかったです。みんな楽しそうで最後はとてもすばらしい時間を共有していました」と企画した宮本晋一先生は感想を話していました。