会長あいさつ

同窓会会長挨拶

[同窓会会長]棚原 勝也

就任1年に寄せて

去年6月の総会において皆様より、歴史ある沖縄大学同窓会の第14代会長の任を拝命し、早いもので1年になります。この間、同窓会が在学生支援のために、物心両面にわたり、どれほど尽力しているか、恥ずかしながら身を持って知ることができた1年でもありました。1964年に始まった同窓会の歴史も、今年で56年になります。諸先輩方が〝後輩のため〟にと歳月を重ね、整えて下さったおかげで、今、学生たちは大きな支援の力を得ています。心から敬意を表します。ところで、今年は新型コロナウイルスの影響で、予定していたスポーツイベントや総会など、同窓会行事も様々、中止とせざるを得ない状況となりました。そんな中、在学生支援のため、約150万円の予算についても賛同していただき、誠にありがとうございます。

今後、第2・第3波も覚悟しなければならない困難な環境にありますが、それゆえに、学生にとっては〝この環境から学ぶ〟ことも忘れないでほしいと思っています。昔、中国の孔子は、弟子に「先生はどうして、何でもわかっているのですか」と尋ねられた時、「それは私の〝生まれが悪いから〟だ」と、答えたという逸話があります。人生には時に、避けることのできない思わぬ逆境に陥る場面があります。しかし、その逆境を人生の転機に変えられる人もいます。孔子の言う〝生まれの悪さ〟とは、単純に出自を指すのではなく、逆境に向き合う姿勢こそが大切だと教えてくれるものです。沖縄大学の後輩たちもまた、苦難をチャンスに変える力強い青年であってほしいと願い、また、そのために同窓会の存在もあるのだと確信し、就任1年の挨拶に代えさせていただきます。

沖縄大学同窓会 会長 棚原勝也