会長あいさつ

同窓会会長挨拶

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[同窓会会長]友利 浩

沖縄大学は、1958年開学の沖縄短期大学を前身として設立されました。設立から59年、同窓会は1964年に短大部、学部の1期生を中心に発足し、53年を迎えます。

小さくてもきらりと輝き続ける沖縄大学は県都那覇市国場に存在します。

私が心に灯し続けた創立者嘉数昇氏の言葉があります。それは「沖縄の誇りある魂を持った若者達が成長し指導的な立場に立って高い視野から日本本土中央へのシグナルを発し日本全体が歩むべき方向を前方に照射してみせる、そんな有為な人材を輩出させて行きたい」というところです。

また、第二次世界大戦で焼け野原となった沖縄、戦争の残骸が散乱し、戦争犠牲者の遺骨さえ放置されている状況を見て、資源の無い沖縄の復興は人材育成以外ないと考え、沖縄大学の設立を決断されたのです。

1972年沖縄は米国の支配から脱し、日本復帰しました。文部省は沖縄の大学は規模が小さく、日本の大学の設置基準に達しないとして、コザ市(現沖縄市)の国際大学との統合を勧めました。

しかし、沖縄大学は大学統廃合の政策に抗し、沖縄大学としての存続を宣言した教職員、学生達がいました。その決意に多くの県民が共鳴し、20万人近い署名と5000人を越える県民の参加の下「沖大存続を求める県民総決起大会」を開催し、また、沖大存続を訴え文部省前で抗議の座り込みも行いました。沖大存続活動は県内外から多くの賛同を得、1974年沖縄大学は文部省より存続認可を受け、現在に至っています。

沖縄大学の教育理念は「地域共創、未来共創」です。私達は県民と共に歩み、沖縄県の未来を共に創る責務があります。自己研鑽を更に高め、共々に日々前進して参りたいと思います。

同窓会は、2万5千名余の会員を有し、政・官・財・教育・文化・スポーツ界等多くの分野で活躍し、地域の中でその存在感を高めています。

県内の宮古支部、八重山支部、久米島支部と県外の関東支部、国外の台湾支部と5つの支部が同窓の輪を広げています。沖縄大学同窓会のキャッチフレーズ「母校の発展と沖縄の未来へ貢献する」とあるように大学と同窓会との連携を密にすることにより一層の母校の発展が期待できます。 

同窓会の皆さまには、同窓会活動を通して沖縄大学の充実・発展にご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。