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環境活動

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エコ・キャンパス宣言(沖縄大学環境方針)

基本理念

21世紀を迎え、私たちはこれまでの大量消費文明、競争型社会ではもはや人間の幸福が保証されないことに気づきはじめています。
これから求められるのは、「他者」に配慮し、私たちを取り巻く自然・社会環境と「共に生きていこう」という想像力/実践力ではないでしょうか。
大学の使命は、こうした時代の流れを受け止めながら教育や研究活動を行い、公正で活力ある社会、今日だけでなく明日以降も持続する社会をつくり出していく若者を世に送り出すことにあります。

沖縄大学は、日本の最南端に位置する「地域に根ざし、地域に学び、地域と共に生きる、開かれた大学」です。海に囲まれた島には、すべての生きもの、すべての人々と共に生きる「共生の思想」がごく自然に息づいています。しかし、沖縄は「青い空、青い海」に象徴されるすばらしい自然に恵まれた地域であると同時に、小さな島に過大な軍事基地と大型公共事業を抱え、環境が破壊されているところでもあります。
沖縄大学はこうした現状を見据え、教育と研究とを通じて地域の課題の改善を図ることのできる若者を育成していくことを目ざします。そのためにまず足元の大学キャンパスを「共生」の実践の場とし、私たちを取り巻く環境を考える「エコ・キャンパス」に変えていきます。「地域共創・未来共創」の可能性を胸に、地域社会との協働を通じてさまざまな課題に取り組み、沖縄大学が、地球環境・平和社会実現に向けて小さくても確実な活動のできる実践の場としたいと思います。

基本方針

1.沖縄大学は、「エコ・キャンパス」を実践する大学として、次のことに取り組みます。
・省資源・省エネルギーに努めます。
・事故及び緊急事態によって生じる汚染を予防します。
・地域に求められる先進的な教育・研究を実践します。
・地域社会と協力し、環境保全に努めます。

2.本学の活動に関連する環境関連法並びに地域との協定を遵守します。

3.環境管理に関する目標を設定し、学内の教職員、学生、常駐する事業者が一致協力して実践していきます。

4.内部監査をとおして、環境管理の体制について継続的に見直しを行っていきます。

2019年10月21日
学長 盛口 満

エコ・キャンパス宣言、私たちひとりひとりにできること。

CO2(二酸化炭素)を減らす、出さない。

電気の無駄使いをしない、車をできるだけ使わない。
こうしたことで地球温暖化の原因であるCO2を減らすことができます。

1.歩こう!:出来るだけエレベーターは使わない。特に降りるときや、上りも3階までは使わない。

2.消そう!:講義室やトイレを最後に出る人が消灯する。

3.下げない!:講義室のクーラー設定温度は27℃に。

4.乗らない!:車での通学をなるべくやめる。(バスや、数人でのあいのりを工夫してみよう)自動車やバイクのからぶかしはCO2を出すだけでなく、みんなに迷惑。絶対やめて。

ゴミを分ける、減らす、リサイクルする。

そのゴミ、本当にゴミ?
少し立ち止まって、ゴミを買わない暮らし、ゴミを出さない暮らしについて考えてみてください。そして、今、あなたが捨てようとしているゴミも、分別すれば資源として生まれ変わります。沖縄大学では6分別しています。

燃やすゴミ:紙くず、木くず、弁当容器、プラスチック、ビニール、生ゴミ

燃えないゴミ:陶器、金属、ガラス製品

カン:飲料水の空きカン、缶詰のカン

ビン:飲料水の空きビン、その他のビン類

ペットボトル:飲料水のペットボトル ※フタは燃やすゴミへ

紙類:用紙、新聞紙、雑誌、本、ダンボール

森を守ろう。紙の使用を減らす。

紙は木から作られます。紙を使うことは森の木を切りたおすこと。紙をできるだけ使わない、使った紙はリサイクルする工夫をしましょう。
・使ったら、各棟にある分別紙回収トレーに入れる。リサイクルされます。
・裏面は、片面だけ使用した紙は、裏面をメモなどに利用する。紙は両面使うものだと決めましょう。
・使わないために、Eメールなどの電子媒体を利用しましょう。

学ぶ ⇒ 環境関連教育

第一線の教授陣による環境関連講義のほかに、土曜教養講座等でも環境問題をテーマにしたものが開催されます。積極的にご参加ください。

研究する ⇒ 環境関連教育

地球研究所では地元沖縄に密着したさまざまな研究や環境関連研究も盛んに行われています。所報、シンポジウムなどを通して研究発表がされていますので、ぜひ参加してみてください。

環境保全のために行動しよう。

水を大切に。中水設備のこと。

2号館および3号館のトイレの水は雨水と2号館横にある汚水処理施設によって処理された水が使用されています。水不足の時は多少汚れていることがありますが、水問題が深刻な沖縄では特に大事な取り組みです。

汚水処理施設