LANGUAGE
LANGUAGE

沖縄大学の方針

  1. HOME
  2. 沖大について
  3. 沖縄大学の方針

理念を実現する基本方針

沖縄大学憲章(2012年10月29日制定。当初は新沖縄大学宣言)が、大学の教育、研究、運営にわたるあらゆる部面で具現化するよう、以下 の8つの基本方針を定めています。

教育の3つの方針

沖縄大学の3つのポリシー

◆ディプロマポリシー(学位授与の方針)

沖縄大学(以下では「本学」という)は、「地域共創・未来共創の大学へ」を大学の基本理念とし、地域社会における問題を主体的に発見し、その解決策を編み出し、地域社会の未来に貢献することのできる人材を育成することを目的としています。その実現のために、本学の各教育課程を修め、124単位の単位取得と必修等の条件を充たしたうえで、以下のような能力・資質を涵養し、それらを総合的に活用できる学生に学位を授与するものとします。

(1)幅広い教養と複眼的・総合的思考力
人間・社会および沖縄地域などについて理解を深め、幅広い教養を修得し、複眼的・総合的な思考をすることができます。

(2)主体的な学習力と他者との協働力
主体的に学び続けることができ、生涯にわたってキャリア形成をしていくことができます。また、多様性について理解を深め、他者の立場に立って考えることができ、他者と協働することができます。

(3)地域共創力
自然・環境および平和に高い関心を持ち、他者との対話と協働を通じてより良い社会を創っていく力(共創力)を身につけ、地域社会のキーパーソンとなることができます。

(4)専門的知識・技能の活用力
自ら学ぶ教育課程の基礎となる専門分野についての体系的知識・技能を修め、社会での実践的な問題解決のために活用することができます。

◆カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

本学は、「卒業の認定に関する方針」に掲げる人材の育成を実現するために、以下に示す方針に基づいて共通科目および専門科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を組み合わせた授業を開講します。履修モデルまたは履修系統図を提供し、カリキュラムの構造をわかりやすく明示するものとします。
教育内容・方法、教育評価について以下のように定めます。

1.教育内容・方法

(1)幅広い教養と複眼的・総合的思考力
4年間を通した学修の基礎となる知識、語学力、コミュニケーション能力をしっかりと養成するために、沖縄関係科目を含む幅広い共通科目を設置します。
また、複眼的・総合的思考力を養成するために、他学科科目を一定の範囲で履修できるものとし、副専攻制度を導入します。

(2)主体的な学習力と他者との協働力
主体的な学習力を涵養するために、全学年・学期に少人数の演習科目を配置し、アクティブラーニングを採り入れた教育方法を用います。
また、人々の多様な在り方について学ぶ科目を設置します。
さらに、現場で主体的に他者と交流し協働する機会を設けるため、キャリア形成科目およびインターンシップ等の実習科目を設置します。

(3)地域共創力
地域を舞台により良い社会を創る担い手となるべく、自然・環境および平和等について学ぶ科目を設置します。また、他者との協働を通し地域の課題を解決する方法を学びます。

(4)専門的知識・技能の活用力
専門科目においては、専門分野の体系性に基づき、必修科目と専攻や履修コースに基づく学年・学期別の科目配置を行います。

2.教育評価

(1)2年次終了時には、それまでの必修科目を含め60単位以上の単位を修得し、卒業論文又は卒業研究に取り組むための基礎レベルの学びが修得できているかを、2年次必修の基礎演習の中で測定するものとします。

(2)卒業年次には、学生に対し、卒業論文又は4年次必修の専門演習で行われる卒業研究を求めます。卒業論文又は卒業研究は、卒論発表会又はゼミナール大会等の公開の場で発表するよう努めなければなりません。卒業論文又は卒業研究を総合的に評価することによって、4年間の学修成果を測定するものとします。

◆アドミッションポリシー(入学者受入の方針)

沖縄大学の教育理念
沖縄大学は、大学の理念である「地域に根ざし、地域に学び、地域と共に生きる、開かれた大学」を大学存立の使命として深く自覚し、21 世紀型社会である「グローカル社会」の要請に応える形でこの理念を「地域共創・末来共創の大学へ」と発展させ、地球大で考え足元から行動を起こす 21 世紀型市民である「地球市民」の共育をめざします。
沖縄大学が育成をめざす 21 世紀型市民とは、「他者との対話と協働を通じてより良い社会を創っていく力のある人間」、「日々変動する社会の中で生涯学び続ける意志を持ち自らの人生を切り拓くことのできる人間」です。

求める人物像
沖縄大学は、上記のような教育理念に賛同し、本学で学修する強い意欲を有するとともに、次のような資質を備えた人を広く国内外から受け入れます。
①高等学校の教育課程を幅広く修得している。
②高等学校までの履修内容のうち、「国語総合(現代文)」や「英語」を通じて、基礎的なコミュニケーション能力を身についている。
③様々な社会間題について、知識や情報をもとにして筋道を立てて考え、その内容を説明することができる。
④学部・学科で学んだ知識や経験を社会で活かしたいという目的意識があリ、自分自身の将来の夢を具体的に説明することができる。
⑤入学前教育として求められる、必要な基礎的な知識を身につけるための課題に最後まで取リ組むことができる。

入学者選抜の基本方針
沖縄大学は、各学科の求める人物像に沿って多様な入試方法により、学力の三要素(イ)知識・技能、(ロ)思考カ・判断カ・表現力等の能力、(ハ)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度、を多面的に評価します。

入試種別と選抜方法(学力の三要素のどの要素を評価するか)は次の通りです。
(◎、○、△は重要度の順序を示します)。

選抜方法(学力の三要素)
科目試験
(イ)
 調査書 
(イ、ロ、ハ)
小論文・作文
(イ、ロ)
講義
(ロ)
面接
<プレゼン>
<口頭試問>
(イ、ロ、ハ)
入試種別総合型選抜
学校推薦型選抜
一般選抜
共通テスト利用
  • 総合型選抜では、調査書、作文試験、講義、面接(プレゼンテーションを含む)、新体カテストにおいて学力の三要素を多面的・総合的に評価し、選抜します。
  • 学校推薦型選抜では、調査書、面接(口頭試問を含む)、小論文、作文、新体カテストにおいて学力の三要素を多面的・総合的に評価し、選抜します。
  • 一般選抜では、科目試験、面接(口頭試問を含む)、作文、新体カテストにおいて学力の三要素を多面的・総合的に評価し、選抜します。
  • 共通テスト利用選抜では、科目試験、調査書において学力の三要素を多面的・総合的に評価し、選抜します。

内部質保証の方針と手続

沖縄大学の取り組みを向上させていくために、内部質保証を推進する基本的な考え方を定めています。