人文学部 こども文化学科

講義・ゼミ紹介

講義紹介

共通科目

子ども文化論(必修)
人間にとって文化は第二の母胎であるとも言われる。まして成長期にある子どもにとってその意味はきわめて大きい。子どもにとって文化とは、第一義的には大人が作った文化、大人が提供する文化であるが、同時に子どもは文化の創造者でもある。果たして現代の子どもたちは、健やかに成長しうるだけの文化に包まれ、そして、のびのびと文化を創造しうる環境の中に生きているだろうか。上記の点を踏まえて、本講義は、子どもの文化の意義、子ども文化の現状、問題点を検討し、子どもたちが育っていくための文化的条件について考察する。

日本語のシステムⅠ(必修)
毎日の暮らしのなかで、ごくふつうに使っている日本語ですが、それをじゅうぶん使いこなしているとは、なかなか自信をもって言えない人が多いかもしれません。知識や情報を得るために、新聞をはじめ、書籍、雑誌、法令や規則など、さまざまな文書を正確に読みこなすことも容易なことではありません。前提となる単語を知らなければ、読むだけでなく、聞くこともできません。書いたり話したり、読んだり聞いたりする背後には、語彙や文法や漢字など基本的な日本語力がつねに試されているのです。日本語をさまざまな側面からとらえなおし、日本語の力を磨き上げ、読み書きの力を向上させこと、さらに、専門課程の学習や、社会生活における基礎的な教養の修得へとつなげていくことをめざしています。

主な専門科目

子ども論
本講義では、人生における「子ども」時代について考察し、「子ども」についての認識を深め、「子ども」研究の基礎を身に付けることを目指します。さまざまな視点から「子ども」について考えることによって、親、地域住民、教師といった立場から「子ども」についての視座を豊かにすることを目標とします。「子ども」について考えることは、教育について考えることであり、社会や家庭について考えることであり、自分自身や人間について考えることでもあると言えます。

教職インターンシップ入門
本授業では、教師を目指す学生が、前期・後期を通して小学校現場に継続的に関わることによって、教師の指導技術や子どもへの関わり方、教師の仕事の意義や難しさを、自らの体験を通して学ぶことを主眼とします。小学校教員免許取得を目指す学生にとっては、学校現場および教職について実践的・継続的に知る上で入門に当たる授業です。

ゼミ紹介

盛口ゼミ

身近な自然をテーマとし、子どもたちに関わる課題を追求する。小学校教育における自然教育(理科・生活科・環境教育を含む)に関する分野について、個人でテーマを決め、調査・研究・実践・発表を行います。現地でのフィールドワーク、問題解決のための実践も行い、教育現場での知識・技能を高めます。課外活動として、「石垣島白保でやまんぐぅキャンプ」「自然体験イベントのワークショップ」「沖縄子どもの国のイベント」などを行いました。

教授 盛口満

担当科目:沖縄大学論、初等理科、子どもと野外活動、子どもと自然観察、初等理科教育法

<プロフィール>
出身地/千葉県
出身校/千葉大学

Student Voices

盛口ゼミ こども文化学科3年次 新垣慎太(具志川高校出身)

盛口ゼミでは、理科教育を専門とした授業作りと授業実践に取り組んでいます。何を子どもたちに伝えたいのか、どうしたら興味・関心を持ってくれるだろうか等の問題意識を持ちつつも、盛口先生と学生が楽しみながら授業作りに向き合えるゼミとなっています。虫や動物が苦手な子供でも興味を持てるような授業ができるように知識を深め、試行錯誤して頑張っています。

宮島ゼミ

このゼミでは、学校や学童、養護施設、若者支援施設など様々な教育現場を訪問しながら、子どもの世界、かれらが抱える課題や悩み、そしてそこでの教育の役割について考えています。
こども文化学科には、「学校ごっこ」という行事があります。大学近くの子どもたちに参加してもらい、大学1年生が自作のオリジナル授業を行なうイベントで、2年宮島ゼミがその企画・運営を行ないます。子どもたちがのびのび楽しめる授業を大学1年生が作れるように、ゼミのメンバーがサポートします。

准教授 宮島 基

担当科目:専門演習、教職インターンシップ入門、教育方法論、教育課程論

〈プロフィール〉
出身地/東京都
最終学歴/首都大学東京大学院
お勧めの本/山﨑隆夫『希望を生みだす教室』

Student Voices

宮島ゼミ こども文化学科2年次 長木涼花(那覇西高校出身)、長嶺顕瑛(那覇西高校出身)

私たち宮島ゼミは、1年次の主な行事である『学校ごっこ』の企画・運営を1年間通して活動しています。私たちが1年生の時、2年次の先輩方のサポートのおかげもあって大成功を収め、自分達で授業を作る大変さ、やりとげた時の達成感、子ども達と向き合う大切さを学べました。この大事な経験から後輩にも学んでもらいたい、違う視点からもっと学びたいと思い、このゼミを選びました。ゼミ活動を通して、こども目線の物事の見方、こども達が抱える悩み、教育の意味について考えていきたいです。