健康栄養学部 管理栄養学科
在学生と卒業生の声
在学生
本村 優利花
【前原高等学校出身 2021年度入学】
1.沖縄大学に進学を決めた理由
幼い頃からスポーツ(空手)をしていて、試合のたびに栄養面について気を使っていました。なので大学では栄養について詳しく学びたいと思い、沖縄大学に進学を決めました。学んでからは疲労回復に効果がある食べ方やパフォーマンスをあげたいときの食べ方など考えて実践できています。
2.沖縄大学の管理栄養学科について
沖大の管理栄養学科は臨床に強くて(医療領域の学びに強い)、病気のときに適切な栄養評価・指導、食支援について専門的な知識を学ぶことができます。私の将来の夢は管理栄養士の資格を持ち、食のことについてよりよい環境が提供できるスポーツインストラクターを目指しています。
3.高校生や受験生に向けて、沖縄大学をPR
管理栄養学科は、倍率が高くて難しい学科と言われていますが、私も勉強は得意ではなかったのですが入学することができたので、めげずにチャレンジしてほしいです。食に興味がある、人の健康に興味があるという人には、栄養について専門的なことが深く学べるのでお勧めします。
平良 麻杏莉
【宜野湾高等学校出身 2021年度入学】
1.沖縄大学に進学を決めた理由
中学校の頃から食に関する職業につきたいなと思っていました。栄養士ではなく、管理栄養士として地域の病院で地域医療に貢献したいと考え、また琉球料理のことや沖縄の食文化について深く学びたいと思い、沖縄大学への進学を志望しました。
2.大学に入って、高校のとき思い描いていたものと違っていたことなどについて
大学生になったら、自由に時間割を組むことができると思っていたのですが、管理栄養学科は必修科目が多いためか、自由に履修ができるというイメージではなかったです。ただ、数学や理科が得意な人が多いかというと、そうではなく、理系科目が苦手な人でもなんとかなるとは思います。
3.高校生や受験生に向けて、沖縄大学をPR
栄養学について、専門的に学べます。また、山代寛学長をふくめ、医師として経験を持っている先生方もいるので、臨床に強い管理栄養士の育成に力を入れている大学です。食に興味があり、医療系に興味がある人には向いています。自分は文系で理系科目は苦手だという受験生も挑戦することは大事だと思うので、是非がんばってほしいです。好きこそものの上手なれ!
卒業生
名嘉 紫音
【糸満高等学校出身 2019年度入学】
現在のお仕事について
就職して半年が経ち慣れてはきましたが、日々学ぶことが多く、毎日新しいことを覚えて、実践して、また勉強を繰り返しています。
先月からNST(栄養サポートチーム)で支援が必要な患者さんを担当、多職種の方々と情報を共有しつつチームで栄養のサポートをしています。NSTカンファレンスでは患者さんの状況をきちんと把握して医師や他職種へお伝えするように努めています。また、病棟ごとに入院患者さんの疾患や状況が違うので、それぞれに対応した食事療法や経管栄養について理解し栄養管理ができるようになりたいです。
管理栄養士になれて本当に良かったと感じています。患者さんに栄養指導を行ったあとに「ありがとうね」とお礼を言われると、このかた栄養の支援ができてよかったと嬉しく仕事の励みになります。
そして、管理栄養士になる夢が叶ったことについては、親にとても感謝しています。高校時代から私の夢を応援してくれて、大学進学についても支えてもらいました。病院の管理栄養士になれたことで、ひとつ親孝行ができたのではないかと思っています。
今後の目標について
大学時代は、急性期医療に携わる管理栄養士を目指し管理栄養士が経験を積んで取得できる癌認定管理栄養士資格の取得を目指していましたが、就職し、糖尿病や腎臓病の患者さんが多いことを知り、現在はその分野についてもっと学びたいと考えています。
後輩へメッセージ
4年生は、国家試験対策等で大変な時期ですが、勉強したことは将来必ず役立ちますし、やれるだけやったら必ず結果はついてきます。国試対策は、一人ではなく友人と一緒に勉強し、難しい分野を覚えないといけないときは、歌に変えて暗記をして、友人と一緒に乗り越えました。今は大変だけど頑張って下さい。