LANGUAGE
LANGUAGE

人文学部 国際コミュニケーション学科

講義・ゼミ紹介

講義紹介

共通科目

Oral English I
基本的にネイティブ教員が担当します。会話を成立させるための基本的な技術を学びながら、自分のことや沖縄のことなどを英語で表現する授業です。

オーラル中国語 I
最新のIT技術を導入し、楽しく効率的に中国語を「ゼロ」から学びます。

オーラル韓国語
会話を中心に韓国語の発音、文法、日常生活に役立つ語彙やフレーズを学ぶことによって、コミュニケーション能力を高める授業です。

 

主な専門科目

英語コミュニケーションコース

Discussion and Debate
トピックに対する賛否を明らかにするための表現方法を学び、英語によるディベートを通して、英語の説得的コミュニケーション技法を学ぶ授業です。

英語通訳入門
同時通訳や逐次通訳の作業を体験しながら、通訳に必要な技術、心構え、準備、訓練などを行っていく授業です。

 

中国語コミュニケーションコース

中国語表現法
中華圏の結婚観、居住事情、ネット事情などの生活文化や流行をテーマに、ネット動画等で理解を深めながら中国語の「書く力」を育てます。

中国語翻訳技法
中国や台湾の新聞やSNSを教材に、生きた中国語を学びながら、実用レベルの日本語訳に仕上げる訓練を行います。

 

日本語教育コース

日本語学概論
外国語と比較しながら、歴史的、社会的背景やその構造から「日本語とはどんな言語なのか」ということを学問的に学ぶ授業です。

日本語教授法
外国語教授法の歴史や理論を踏まえて、日本語教育の教室活動やカリキュラム作成等具体的な手法を学びます。

異文化コミュニケーションコース

異文化理解
私たちのすぐ身近にある「異文化」問題を学ぶことを通じて,グローバル社会の一員としての姿勢を涵養していくことを目指します。

韓国文化論
沖縄の政治、社会、文化とどのような関わりを持っているのかという視点から、韓国の歴史と文化に関する基礎知識を学ぶ授業です。

国際観光入門
沖縄観光を国際観光の視点からどのように捉えるかを議論する授業。国際的なリゾート地と沖縄の比較分析も行います。

東南アジアの国々と社会
沖縄から直行便もあり、物価は安く人々は温かい東南アジア。そんな東南アジア大好
人間の教員が行う熱血授業。県内の東南アジア関連施設等の見学も行います。

 

 

ゼミ紹介

渡邉ゼミ

渡邉ゆきこ先生は、ICTを活用した授業づくりに力をいれていて、スピーキング(発話)力を高めるツール(発音練習WEBソフト「ST Lab」)を開発し、中国語の授業で活用しています。(開発したソフトは現在16の言語に対応し、国内34校、海外4校の教育機関で利用されています)
2021年度からは、メタバースを授業に取り入れ、クラス全員でバーチャル空間に入り、アバターになって会話をしたり、ゲームをしたりして中国語の運用能力を高める授業も始めました。
また、2022年度には台湾の大学とVR空間を使った交流授業を行い、コロナ禍で海外渡航が制限される中でも、ネイティブスピーカーと楽しく話せる授業を行いました。今年は学生といっしょに台湾を訪れ、昨年VRで交流した学生と会うことにしています。
以上のようなVRを使った語学教育が評価され、2022年度の日本eラーニング大賞では「VR活用教育特別部門賞」を受賞しました。

教授 渡邉 ゆきこ

担当科目:問題発見演習 専門演習

〈プロフィール〉
最終学歴/国立台湾大学中国文学研究所修士課程修了、(台湾)東海大学中国文学研究所博士課程単位修了

Student Voices

渡邉ゼミ 冨原夏(コザ高校出身)1年次

私たちはまだ先輩のようにゼミで研究をはしていませんが、バーチャル空間を使用した活動を行っています。コロナ渦で顔を見る機会が少ないため、バーチャル空間に自撮りを張り付けて自己紹介を行いました。今までにはない方法だったため、「これが大学での学びか!」と感じました。
現在、渡邉ゼミでは沖縄大学の図書館をバーチャル空間で紹介するという授業を行っています。ゼミ生それぞれが別のコーナーを紹介しますが、友達同士でどのように紹介しようか話し合いながら楽しく課題へ取り組んでいます。
渡邉先生は中国語を専門にしているため、中国や台湾への留学について詳しく話を伺うことが出来ます。先生から話を聞き、より一層中国圏に対して強い関心を持つようになりました。

 

 

宮城ゼミ

日本・沖縄のさまざまな文化や社会の状況を批判的に=みずからの視点で考えていきます。

映画や文学、メディア、歴史、ファッション、音楽、職や伝統など、対象とする領域は多様なものとなりますが、どのような切り口で考えていくのか。歴史的視点、社会科学的視点とともに、ジェンダー的視点をまず取り上げていきます。比較対照のため、アジアその他の諸地域のジェンダー問題にも眼を向けます。

そのような実践を通して、社会の何が見え、社会人になった時、どのような考察や対処ができるものか問われます。

准教授 宮城 公子

担当科目:専門演習

〈プロフィール〉
最終学歴/東京大学大学院 ブラウン大学大学院(ともに修士課程修了)