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2019年度 全学研究プロジェクト班(旧ブランディング事業)

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研究班一覧

タイトル研究内容概要研究者・成果
1.『与那国島を中心とした、子どもの貧困、とりわけ、社会保障制度・医療供給体制・(精神保健)福祉とのかかわりあいに関する総合的研究日本の最西端にある与那国島は台湾や中国に近接しており、ダイバーにとっては「海底遺跡」の名で知られることなどから、観光地としての認知度は高いものの、旅行者は多くない。近年の国際情勢の変化によって、与那国島は日本の安全保障や対外関係において重要な位置可能性が増している。本研究班は、これまで、纏まった研究がなされてこなかった、「沖縄」の離島、とりわけ与那国島を考察対象として、子どもの貧困、とりわけ、その社会保障制度・医療供給体制・(精神保健)福祉とのかかわりあいとこれに関連して、自衛隊駐屯が地域住民に与えるインパクトを学際的視点から総合的な研究を行う。代表者:山代寛
継続:1年目       研究成果はこちら
2.『沖縄における「子どもの貧困」「若者の貧困」「大人の貧困」「下流老人問題」の法政策的検討』子どもの貧困問題の多くには、同居する親等の家族を含む世帯としての貧困があるが、その場限りの問題解決が講ぜられ、その行きつく先の「大人の世界」が貧困であるならば問題の先延ばしである。本研究班では、沖縄の大人(親)の貧困問題が根源となって、全世代にわたる貧困問題に波及している現状に鑑みて、その労働条件改善に向けた実効性確保と労働運動活性化に向けた提言を取りまとめる。代表者:春田吉備彦
継続:1年目       班員:5名      研究成果はこちら
3.『学力向上を目指す学校と地域の連携に関する一考察ー竹富町内の離島の小中学校の場合を中心にー』沖縄県の全国学力テストの状況をみると、小学校段階では、全国最下位から脱出した。しかし、中学校段階では毎年最下位である。小学校の時に好成績を収めた生徒たちもその例にもれなかった。一方、竹富町の児童生徒は好成績を例年収めており、生きる力につながる学力の形成に見るべきものがあった。その違いは、学校・地域・家庭の各教育力を高めそれらを統制していく地域ぐるみの学力向上体制の構築と、少人数教育、個別指導の重視、小中一貫教育と系統的指導、地域の自然や生活(労働)及び行事との触れ合い等にあった代表者:梶村光郎
継続:3年目          研究成果はこちら
4.『沖縄県における子どもの貧困と食生活の実態~食格差および健康格差を是正しうる学校給食の可能性を探る~』沖縄県の幼稚園児において,経済状況と子供の食品摂取に関連が示唆された.経済的ゆとりがない者は,「魚,肉」を食べる頻度が低く,「ソフトドリンクなどの甘い飲み物」を飲む頻度が高かいことが明らかとなった代表者:我那覇ゆりか
継続:継続1年目       班員:5名        研究成果はこちら
 5.『沖縄における自然災害・戦争災害等の多様な災害の総合的研究』 災害列島日本では、毎年、台風・豪雨・津波・地震等の多くの自然災害に見舞われるだけではなく、国防政策の変化・国際情勢や国内情勢の緊迫化という事態を受けて、今後、戦争災害(戦災)・労働災害(労災)・NBC災害・CBRNE)災害・武力攻撃災害等の多様な災害に被災する可能性が増している。本研究班は、「沖縄」を考察対象として災害概念の再検証と学際的視点から総合的な研究を行う代表者:圓田浩二
継続:1年目       班員:4名      研究成果はこちら