LANGUAGE

2023年度 琉球弧研究班

  1. HOME
  2. 沖大について
  3. 地域研究所
  4. 研究支援事業
  5. 2023年度 琉球弧研究班

応募者一覧

個人の部

タイトル研究の目的研究者・成果
1.『島野菜と生活習慣病の関連性について』本研究では、島野菜の機能性と高血圧の関連性について沖縄伝統食を用いた介入研究「チャンプルースタディー」を基に、島野菜の機能性について学術的に把握したうえで、認知度ついて調査する。研究者:大嶺 楓葉                 研究成果はこちら 

 

グループの部

タイトル研究の目的研究者・成果
1.『琉球舞踊における髪飾りの研究~花笠に着目して~』今回の研究メンバー二人ともに、琉球芸能に携わっており、前年度は「琉球藍染衣装の魅力」と題し、研究を行った。昨年は、本事業を取り組むにあたり、予想以上の充実した研究活動を行うことができた。本年度も、地域研究所の力を借り、「琉球舞踊における髪飾りの研究」に取り組みたいとおもったのがきっかけである。研究者:仲間 功也・亀山 飛龍       

研究成果はこちら

2.『沖縄の伝統陶芸や文化遺跡に潜む琉球と朝鮮の文化的交流について』沖縄県は琉球王国時代、アジアの中心地として中国だけでなく、朝鮮半島や日本、アジアの国々と交流があった。だが授業では、琉球王国と中国の交流しか学ぶ機会がない。                                           その一方で朝鮮と琉球の貿易は、1389年から始まりとし、現在も韓国ドラマやK-POPなどの韓国文化がカタチを変えながら、国同士は深く繋がりを持っていたという歴史がある。特に沖縄伝統工芸である焼物は、1616年の沖縄に3名の朝鮮半島の陶芸が招かれたときをきっかけに大きな変化があったと歴史学・考古学の研究から明らかになっている。しかし私たち若い人を含め、多くの人は朝鮮との文化的交流について知らないという現状がある。そのため今回の研究で、朝鮮と琉球の文化的交流について研究したい。研究者: 新垣美琉 ・池間莉音・吉田文美    

研究成果はこちら

3.『沖縄戦をめぐる海外出身者の慰霊形態分析〜沖縄県内、離島の慰霊碑を中心に〜』沖縄戦の被害者は一般的に米軍と沖縄県民を想像されがちである。しかし、犠牲者はそれだけに及ばず、朝鮮人の死者はおよそ300万人、台湾人の死者は20万人にも昇る。彼らを弔う台湾之塔や韓国人慰霊塔が沖縄に多く建設された。なぜこんなにも多くの朝鮮人や台湾人が沖縄戦に巻き込まれたのだろうか。また原爆のあった広島だけではなく、沖縄の平和記念公園などにも朝鮮人を含む海外出身者の慰霊碑が建設された理由についても追及していき、離島を含む現地調査も行っていきたい。研究者:喜納才稀・池村瑠莉・安慶名穂乃花・金城美紀 

研究成果はこちら

4.『学習前の活動と記憶力向上との繋がりについて』朝読書をするように、学習前に活動を行うことによって記憶力が向上するのではないか。本テーマに至った理由としては、筑波大学の論文での実験から、脳内にある海馬を刺激することで記憶力の向上に繋がっているのか、発達段階にある子ども(6歳から10歳頃)を対象に調査したいと考えた為。研究者:上原 麗愛・武田 千宏・玉城 一華・中平 光太郎・長谷川 理子・真喜志 心・研究者:真境名 華・松崎 海知・松田 美緒

研究成果はこちら

5.『石垣島の子どもたちへの環境教育実践』大学のない離島の子供たちに、大学生が環境問題について直接授業を行う。そのことでとりつきにくい環境問題について興味持ってもらえると考える研究者:城間 陸・知花 朝陽・大城 朝斗・駒井 優希・赤嶺 咲愛・顧 結菜・知念 和花菜・長堂 光希

研究成果はこちら

6.『若い世代への琉球料理の継承について』核家族化が進行し、家庭での郷土料理の継承が難しくなっている。アメリカの食文化が流入したことで琉球料理よりもファストフードや洋食が多く食べられるようになっているという現状がある。 琉球料理の継承が危ぶまれている中、継承していきたい、調理法や食材の扱い方を知りたいという若い世代が多くいる。 琉球料理への関心をより持ってもらい、家庭でも実践、継承してもらうことがねらいである。研究者:島袋 涼佳・糸数 萌香        

研究成果はこちら

7.『地場野菜を使ったスイーツレシピの考案および野菜の情報提供が大学生の食意識に与える影響』ゼミ活動で沖縄の地場野菜について学習したとき、知らない野菜があったり、初めて知った機能性があったため、専門に勉強していても知らないことが多かったので、地場野菜についての情報を広め、関心を高めたいと思った。この企画で地場野菜を活用したスイーツを考案し、若者に地場野菜について知り、摂取量増加に貢献したい。研究者:末吉 萌・徳本 佳子         

研究成果はこちら

8.『琉球料理の伝承方法の比較』琉球料理を知っていても実際に作れるという人があまりいないため、教育が必要であるが、若者への伝承方法には何が適しているのか、動画、SNS投稿、紙媒体を用いて比較検証したい。 琉球料理の伝承にどのような方法がよいかを明らかにして、効率的に琉球料理を広めていきたい。研究者:大庭 利々香・豊永 詩乃       

研究成果はこちら

9.『大学生における伝統的農産物の認知および食体験について』沖縄県では伝統的農産物(島野菜)を健康長寿として注目されている沖縄において戦前から導入され伝統的に食されてきた地域固有の野菜と定義し、沖縄県のもつ健康長寿というイメージから実際に機能性などが注目され、今後の研究成果が期待されている。島野菜は沖縄県の小学校食育教材で取り上げられているが、大学生の認知度についての研究はみあたらない。研究者:仲宗根 和奏・仲村 南美

研究成果はこちら

10.『小学6年生における琉球料理および島野菜の認知度と 家庭での食経験との関連性~沖縄県の地域性~』 近年、食生活の欧米化などを背景として伝統的な食文化が失われつつあることが危惧されている。このような背景を踏まえて、学校給食での琉球料理・島野菜の献立、食に関する指導、嗜好調査等から児童生徒の琉球料理・島野菜の認知について地域による違いがあるかについて調査検討する。研究者:高良 みく・玉城 友梨奈

研究成果はこちら