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2019年度 琉球弧研究支援プロジェクト

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応募者一覧

個人の部

タイトル研究の目的研究者・成果
1.『奄美大島の自衛隊』奄美大島の自衛隊配備を自分の目で確かめ、その結果を広く知らせ、軍備増強が私たちに何をもたらすのか共に考えるきっかけにしていきたい。研究者:宇根悦子     研究成果はこちら
2.『伊江島の土地闘争』本研究においては「土地闘争時代と現代の伊江島を考える」という研究目的となった。「中琉交流史」という講義の課題において県内の史跡を調べるなかで、伊江島を調査対象とした。島内の史跡を調べてみると、「アハシャガマ」は、伊江戦終了の翌日1945年4月22日に150人もの集団死が起こったという事実に探究心が湧いた。「アハシャガマ」を調べる中で伊江戦や、土地闘争の歴史も学び、伊江島の戦中、戦後の歴史について研究テーマとすることにした。研究者:城間颯太    研究成果はこちら   
3.『島嶼地域における「軍事基地のプレゼンス」と住民の意識調査』本研究は、2012年頃に防衛省の機動展開WG(ワーキング・グループ)により作成された内部文書『機動展開構想概案』を起源としている。本文書は、2018年11月29日におこなわれた「第198回国会 衆議院安全保障委員会」でその一部が公開された。同文書の内容は、主に石垣島が仮想の敵国(彼)から侵攻された際の島嶼奪回に向けた作戦分析となっており、部隊の展開を2つのOR(オペレーションズ・リサーチ)によって数値化し、最終的な部隊の残存率を試算した内容となっている。筆者は、同文書において有事における住民保護が分析対象外となっていることから、島嶼地域における国の安全保障上、住民をどのような位置づけとしているのかという点に疑問を抱いた。本研究全体では、主に①国と地域住民との間の安全保障に対する意識の相違、②いわゆる「グレーゾーン事態」における抑止力の考察、③安全保障における副作用の縮小、④防衛政策における政府と現場との間の意識の相違、以上4つに着眼し島嶼地域における軍事基地のプレゼンスや抑止力の定義を複眼的に考察する。研究者:我如古ももこ    研究成果はこちら
4.『地域教材の具体化に向けて~海流と漂着ごみの授業化~』本研究では、慶良間諸島や石垣島の施設、団体が行っている環境教育に関する講義やワークショップの観察、盛口満教授の講義、盛口ゼミの活動を通して学習してきたことも含め、「海流と漂着ごみ」をテーマで、私自身が考える45分の環境教育の授業案を作成し、実践化に向けて研究していく。研究者:知念零央    研究成果はこちら
5.『西原地区の伝統行事と地域教育に関する研究』私の地元である、宮古島の西原地区に伝統行事<ミャークヅツ>での、その年1年間に生まれた赤ちゃんを迎え入れる<マスムイ>という儀式の様子や、そうした伝統行事が現在も行われている西原地区の子どもと地域の人々との関りについて知る。それを踏まえて、現在の西原地区の地域教育にどう生かされているのか調べる。そして、これから携わる学校現場で生かしていきたい。研究者:林まき    研究成果はこちら

グループの部

タイトル研究の目的研究者・成果
1.『琉球家譜の研究―王家からの下賜品を中心に―』本研究の目的は、3人が所有する家譜を利用し、共通点を発見することである。そのきっかけは、基礎演習のゼミで「沖縄の名字と地名」について学習した際、それぞれのルーツを探す必要があり、その過程で琉球家譜と出会ったことである。共同で調査を進めるうちに、互いの先祖の共通点を探し出すと面白いのではないかと考え、本研究に至った。研究者:兼城芽衣 他2名          研究成果はこちら
2.『八重山の伝統芸能(組踊)について』日本に古くからある伝統芸能のなかの舞踊から、琉球王国時代に創作された組踊に着目し、石垣島八重山の伝統芸能・組踊はどのくらいの種類があり、どのように琉球の地から石垣島八重山まで受け継がれてきているのか、また、石垣島八重山の組踊は、地域の方々にどのような意味をもたらしているのか、伝統芸能祭りは開催されているのかを詳しく調べたいと思ったため。研究者:髙良希咲 他1名          研究成果はこちら   
3.『宮古民謡について~なりやまあやぐから学べること~』わたしたちは、昔から受け継がれてきた宮古民謡を学び、島民の生活に与える影響から私たちに還元できることを調べたい研究者:松嶋ななせ 他1名          研究成果はこちら
4.『宮古方言の消滅危機と復興について』2013年に行われた沖縄県の方言認識調査では、全体の8割の人が「方言に親しみを感じる」と答えた一方で、「日常的に方言を話している」と答えたのは全体の3割も満たなかった。また、若者の方言離れは大きな都市よりも離島などの小さな地域で広がっていると調べていく中で知った。そこで、沖縄の離島である宮古島で方言の消滅危機の実態の調査を行いたいと考えた。実際に方言を話せるお年寄りの方や、方言を話せない小学生に、消えゆく方言に対しどのような思いがあるのか、そして大人や先生達はどのような形で子供たちに方言を受け継いでゆきたいのかを調査内容とした。さらに、方言の消滅という危機的状況に置かれた宮古島の人々はどのような対策を行えば、方言がこの先も代々受け継がれることが出来るようになるかをインタビューしたいと考えた。研究者:比嘉祐太 他1名          研究成果はこちら
5.『石垣市の学校現場における食育の取り組み』近年の社会環境や世帯構造の変化、価値観の多様化とともに、食生活における様々な課題や食の安全性、食料資源に関する問題等が生じている。このように、食育に対する意識が低くなっている中、学校現場では、アレルギーの問題や黙食の取り組み等がされているが離島の石垣島ではどのような取り組みがおこなわれているのか。さらに、学校現場だけでなく、石垣市が行っている取り組み、地産地消の観点でどういう食材がつかわれているのかについて調べたいと思った。研究者:渡具知志織 他1名          研究成果はこちら
6.『離島の進路指導について』沖縄本島と比べて離島での進路指導がどのように違うのか調べてみようと思った。ほとんどの人が進学を選んでいるのか、就職を選んでいても離島に残って仕事をしているのか、どんな仕事についているのかなど知りたいと思った。進路指導では先生方はどのようなことに意識して指導を行っているのか、本島の進路指導のやり方との違いはあるのかなど調べてみたいと思った。進路指導を行うにあたって、大変なことや難しいと思うことは何だろうかと感じた。研究者:岸本由夏 他1名          研究成果はこちら
7.『久米島の学童保育の必要性』ゼミの担当教員から、久米島には学童保育を行っている場所がないことを聞いて、ゼミのメンバーで夏休みに学童を開こうと計画を立てました。久米島の子供たちと交流しながら、子供ゼたちの実態や、学童保育の必要性などを知ることを目的として、今回の研究に励みました。研究者:小野寺凱士 他3名          研究成果はこちら
8.『石垣市の子どもの貧困のサポートするところについて』私たちは大学を卒業すると、子どもに携われる職業につきたいと思っているので、教員という職業のほかにどのような職業があるのか気になったのである。また、沖縄本島ではなく、沖縄の離島では貧困の世帯のサポートをしてくれているところはどのようなところであろうかと、気になったからである研究者:稲福高菜 他1名          研究成果はこちら
9.『久米島の観光業』研究の目的は、久米島の観光業の現状、そしてこれからの発展を把握・推測し、離島の発展にこれから必要なものを見つけ出すこと。動機は、アルバイト先に久米島出身のお客さんが来て、久米島に遊びにおいでと誘われ、離島に興味が湧いたことと、その時ちょうど琉球弧研究支援のことを知って、いい機会だと思い研究に応募した。研究者:下田剛生 他1名          研究成果はこちら
10.『久米島の人口減少と地域活性化』観光業が盛んな沖縄県は特に離島も人気が高まっていると感じる。しかしながら、離島の中でも久米島は、本島から船で気軽に行けるにも関わらず人口の減少が進んでいる。そこで、この問題を解決するための島(行政)の取り組みや、島民の意識を調査することで、久米島をはじめとする離島の人口減少への改善策を考えていこうと思う。研究者:阿波根奈緒 他2名          研究成果はこちら
11.『宮古バブルによる環境変化と島民に与える影響』騒がれている「宮古バブル」とは何なのか疑問に思い、また、その問題によって変化した環境、島に住む人々に与える影響について理解する。研究者:宇根愛子 他1名          研究成果はこちら
12.『宮古島マンゴーのブランド化について』研究の動機としては、宮古島の特産品である宮古島マンゴーは有名であるのに、なぜ宮崎マンゴーなどのようにブランド化しないのか、疑問に思ったので宮古島のマンゴーについて調べようと思いました。そして、宮古島のマンゴーのブランド化について調べつつ、私達が普段食べているマンゴーについて栽培方法や収穫の仕方について調べました。研究者:玉城大 他1名          研究成果はこちら
13.『石垣公設市場の歴史と人々がくつろげるゆんたく家について』石垣島は、観光地として有名であることは知られていたが、どのような場所があるのか、どのような取り組みをしているのか、具体的なことがわからなかったため、調べてみようと思った。研究者:大城璃桜 他1名          研究成果はこちら
14.『八重山諸島の希少生物のロードキル問題と地域の対策活動の現状』この研究を行うことで島民や島民以外の人にロードキルの現状の把握、また、ロードキル問題の対策活動を島民だけでなく、多くの人に知ってもらうことで生物保全の重要さを再認識してもらい、希少生物を守る活動に繋がることを目的としている。研究者:伊波翔雅 他1名          研究成果はこちら
15.『観光による地域おこし~宮古島市の場合~』宮古は観光客の人数がどんどん増えてきているので、どういう地域おこしをしているのか気になったため。研究者:徳永春陽 他1名          研究成果はこちら