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2017年度 琉球弧研究支援プロジェクト

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応募者一覧

個人の部

タイトル研究の目的研究者・成果
1.『やんばるの国立公園化と世界遺産をめぐる調査』予てより世界遺産に関心があった私は、沖縄本島北部(以下、やんばる)の世界遺産登録に向けた国内推薦の決定を機に、やんばる地域の保護・保全・維持の在り方について考えたいと思い、卒業論文のテーマに選択した。この世界遺産登録を目指す一連の動きによって、①アンケート調査協力者が世界遺産登録を如何に捉え、如何に認知しているか、②この一連の動きが、やんばるの保護・保全・維持、及び後述する課題に対し、如何なる影響を与えるか、を論点に置き、調査研究を行うこととした。研究者:宇良啓太
            研究成果はこち
2.『沖縄県における聴覚障がい者が働く職場環境』筆者は、2015年度・2016年度、沖縄大学地域研究所の琉球弧地域研究支援を通して、沖縄県内で働く聴覚障がい者の目線・考え方や、聴者6の目線・気持ちを明らかにする等、聴覚障がい者を取り巻く労働問題に焦点を当てて、研究を継続してきた。
2017年度は、先に挙げた国や沖縄県の方針や取り組みと沖縄県内企業による聴覚障がい者との職場環境などについての問題意識を基に、聴覚障がい者の働き方を分析した上で、沖縄県内の聴覚障がい者の労働問題や事例をまとめていくことを目的とした。また、聴覚障がい者が在籍していない企業も視野に入れ、働く上で困難と言われているコミュニケーションにおける問題の認識も明らかにした。
研究者:前里桃子
            研究成果はこち
3.『「沖縄は平和なのか」についての調査私は、八重瀬町で生まれ育ち、子供の頃から戦跡や沖縄戦の記憶継承ということに関心を持っていた。そこで、今回の目的として①今終戦を迎えて平和に暮らしているが、実際に沖縄県民はどう感じているのか、②沖縄での米軍基地問題や沖縄戦の歴史、平和とはどういうものであるのかということを、戦争体験者や現代の若者から聞くことで、沖縄県の平和に対する思いや現状、これからの課題が見えてくると思う。研究者:越智慎介
            研究成果はこち
4.『「沖縄県内におけるアルバイトの実態調査」』本調査研究では、① アルバイトの適切の労働時間とは 何 か 、② 「ブラック企業」とそうでない企業の違いとは 何 か 、③ 沖縄 県 の労働問題を改善するためにはどうしたらいい
のか 、 そして、 ④ アルバイトをしている人たちが、何をもって「ブラック」と考えているのかなどについて明らかにすることを目的としています。
研究者:比嘉結実
            研究成果はこち
5.『沖縄県の学生のアルバイトへの不満に関する調査』
・ 沖縄県における労働問題は、労働に対しての賃金の低さだけに留まらない。労働に対しての賃金の低さ、休みたいときに休めない、同様に、辞めたいときにも辞めることができないなど様々な不満がある。その不満や問題をどのようにすれば解決できるのか、問題解決に向けたアルバイト学生の意見や考えを明らかにするため。
・ 「ブラック」な会社やきわどい部分を持っている「グレー」な会社など様々な部分でアルバイトを通して感じていることがあると思うので、実際にアルバイト学生がどう思っているのか明らかにするため。
・ アルバイト生の労働条件や労働環境が実査にどのような実態になっているのか明らかにするため。
研究者:松田大樹
            研究成果はこち
6.『沖縄の基地問題に関する意識調査』私は、沖縄の米軍基地に関する事件事故の問題についてテレビや新聞で大きく取り上げられていることに関心があり今の沖縄の若い人たちは米軍基地に対しての知識や興味関心がないという報道を見て、実際にどうなのかということを知りたくてこの調査を実施することにしました。研究者:宮里憲和
            研究成果はこち
7.『課題をかかえる生徒の自律に向かう意欲の向上を目指して~小動物との関わりや体験活動から広がる教育活動の展開~』昨年、小動物を飼育することの効果について那覇市のI中学校を対象として調査し、美術や道徳などの教育プログラムの試案を作成し試みた。その調査研究では小動物を飼育することにより、不登校の生徒が生き生きと学校生活を送り、不登校率の改善につながったという結果がみられた。
今回の調査研究では、浦添市のN中学校の生徒を対象にして、教職員、生徒サポーターが地域の協力を得て取り組んでいる状況について調査する。具体的には、小動物との関わりや体験活動を通して自己有用感、自尊感情を育むための実践状況について調査する。
研究者:松田夕貴
            研究成果はこち
8.『離島における「地域と子育て」の現状』奄美大島の中でも特に地域と子育ての参考になるような集落を探していたところ、大和村役場職員である和泉和香さんに、奄美大島大和村名音集落の取り組みが魅力的であることを紹介していただいた。研究者:仲眞みき
            研究成果はこち
9.『研究テーマ「渡嘉敷唯選の誕生―家族史的背景とその時代―』本研究は、昨年の琉球弧研究支援 において、 渡嘉敷唯選 の生い立ちやその姿を 様々な資料や聞き取り調査で 垣間見ることができた。さらに、 昨年の研究において 曾祖父の渡嘉敷唯選だけでなく、他にも身近に画家がいることに研究を通して知ること が できた。そこで一つ疑問に感じたのは、渡嘉敷唯選や身近な人が画家になったのはその前の代から画家に何らかの関係する仕事をしていたのではないかと考えた。よって本研究では 、画家を多く輩出した渡嘉敷家 のルーツを調査していくものとする。研究者:新垣基
            研究成果はこち

グループの部

タイトル研究の目的研究者・成果
1.『「沖縄の大学生における鉄軌道計画の意識調査」』本研究は、沖縄県に鉄軌道を敷設するにあたって、将来利用するであろう若い世代の 意識 調査を行い、現状を把握し、今後の取り組みに何が必要なのかは理解する ことを目的
とす る。
研究者:宮里和成 他3名
            研究成果はこち
2.『離島の小中学校における学校存続問題と教育~黒島小中学校~』黒島小中学校は全校児童18名の学校である。そこで、実際に黒島小中学校に行き、どのような教育を行っているのか、学校存続のためにどんなことをしているのか、児童の進路状況などを明らかにする。研究者:津波古幸菜 他2名
            研究成果はこち
3.『離島の小中学校における食育問題について~黒島小中学校の事例を通して~離島は本島と比べて様々な物資が乏しい。そんな中、離島では、子供の成長に最も重要な「食育」を学校はどのように扱っているのか。また、地域食材を学校給食はどのように扱い、それらはどういった役割を果たしているのか。黒島小中学校の「食育問題」を通して、これらのことを明らかにするのが研究の目的である。研究者:比嘉恵那 他2名
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4.『デンサ―節の認知度と継承に関する研究』西表島の上原地区発祥の民謡「デンサー節」について、グループで話をしていると、このグループ内での認知度に差があることに気付いた。それをきっかけに八重山地方と沖縄本島のデンサー節の認知度について調べたいと思った。
また、このデンサー節は「教訓歌」であることが分かり、これまでどのように継承されてきたのか調べたいと思った。
研究者:平良梨乃 他3名
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5.『沖縄県の企業が求める人材や労働者が沖縄県の企業に求める条件に関する調査報告』
今回の研究を経て、企業側と学生側がそれぞれに何を求めているのか?という両方の立場から調査をして、それらを比較することにより、就活生の不安を少しでも和らげる手助けになりたいなと思い、同じ意思を持った2名で協力し、今回の調査テーマを「沖縄県の企業が求める人材や労働者が沖縄県の企業に求める条件に関する調査」に決めました。研究者:又吉敦也 他1名
            研究成果はこち
6.『西表島の郷土料理と文化に関する研究』西表島については「イリオモテヤマネコ」などの動物や、「サキシマスオウ」といった植物、など独特な「生物」のイメージがあった。そのため郷土料理についてのイメージはなかったが、食材の独自性から、西表島には独特な郷土料理の文化が根付いているのではないかと考えた。また独自な郷土料理を調べることは、それに関係する地域の文化についても知ることができると考えた。それで、西表島の文化と料理に関する研究というテーマを設定し、研究を進めることにした。研究者:有川滝之尚 他1名
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7.『研究テーマ「西表島における観光産業と環境との関わり』近年、西表島では観光産業が発達し、ホテル建設 が進められてきた。ホテル建設が自然にもたらす影響を水質調査で 調べ、 その結果から 自然の大切さを実感したい。また、観光産業の 発達により、観光客が増加している。そのことから発生する問題 を調べ、西表島の自然を守る方法を探りたい。研究者:當銘渚 他2名
            研究成果はこち