タイトル | 研究の目的 | 研究者・成果 |
1.『琉球紅型衣装の魅力・歴史 ~紅型染の実体験を通して~』 | 今回の研究メンバーは二人ともに、琉球芸能に携わっており、前々年度は「琉球藍染衣装の魅力」、前年度は「琉球舞踊女踊りにおける髪飾りの研究」と題し、研究を行った。昨年は、本事業を取り組むにあたり研究活動で対面する壁にもあたったが、充実した研究ができた。本年度も、地域研究所の力を借り、「琉球紅型衣装の歴史・魅力」に取り組みたい。 | 研究者:仲間 功也・亀山 飛龍 |
2.『戦争で変化した食文化 ~同じ地上戦を経験している沖縄と韓国~』 | 沖縄のポータマ、韓国の小麦麺は、地上戦を経てアメリカからの食材が豊富になり変化した食べ物であり、それらは今でも愛されている食べ物で、米軍による影響からの共通の食文化をもつ。私達のチームは韓国留学生と沖縄の学生で構成されている。地上戦という歴史的共通点をもつ2つの地域の食べ物を比較しながら文化的交流を試みようと考えた。そこで、地上戦だからこそ敵の文化と融合し誕生した食文化を調査したい。 | 研究者:金城 穂乃花・佐久川 愛海・Ju Yunsun |
3.『沖縄音楽のポップカルチャー:沖縄若者たちのストリート音楽にみる沖縄文化の力』 | 沖縄音楽を研究する理由はいくつかある。まず第一に、沖縄の音楽は独自の文化と歴史を反映しているため、その多様性や独創性が興味深いからだ。また琉球王国と日本本土との交流から生まれた音楽の影響もあり、異なる文化の融合が見られる。さらに、沖縄の音楽は伝統的な楽器や歌、踊りを含む豊かな要素を持っており、これらを研究することで文化や歴史の理解が深まる。戦後はアメリカの音楽も入ってきており、hiphopやr&b,soul、jazzなどが流行っていたと考えられる。そして沖縄の音楽や戦後入ってきた音楽は現代ポップカルチャーにも影響を与えており、その影響範囲を理解することも重要だ。その中でも本研究では沖縄のストリート音楽と沖縄の独自の音楽性の関連性を研究しようと考えている。 | 研究者:丸井 賢人・新里 太陽 |
4.『沖縄そばの歴史と継承~沖縄そばの麺や具材に秘める想い~』 | 「沖縄といえば沖縄そば」チャンプルーや天ぷらなどがあるなかで、県民だけではなく全国民からも特に人気な沖縄そば。しかし、沖縄そばは食されるのみでその由来、来歴は全く語られていない。沖縄そばの主な素材の小麦粉、また本来沖縄文化である鰹出汁と豚などの素材を辿るとどのような歴史が見えるだろうか。知っているようであまり知られていない時代や地域によって未だに変化する麺や具材の違いやこだわりについて参考資料及びフィールドワークを通じで状況を把握し、より多くの人に伝えることが今回のテーマである。 | 研究者:平良 妃代莉・森本 愛彩・仲地 翔厘 |
5.『小学生の学びと遊びに関する意識の比較調査研究-那覇市と近海離島における生徒の現状調査』 | 那覇市と近海離島の小学生の間で、教育環境の違いが学びと遊びに対する意識や行動にどのような影響を及ぼしているのかを探求し、地域に応じた教育プログラムの開発に貢献することを目的としている。本研究を通じて、地域特性を考慮した授業実践の必要性を明らかにし、子供たちの健やかな成長を支援するための実践的な提案を行う。本研究の進行に合わせて、計画は柔軟に改善し、また教育関係者に協力していただき、研究成果が実践に活かされるよう努めていきたい。 | 研究者:宇良 文海・内間 結子・喜納 由芽乃・金城 七星・千住 真佑佳・志慶眞 有花 |
6.『離島の子どもたちへの大学生による授業支援から見えてくるもの』 | 沖縄の離島(石垣島)の子どもたちへ教員を目指す大学生が授業支援を行う。島の風土や自然を一緒に子供たちと学び、大学生共にどういった発見があるのかを探る。 | 研究者:鷲山 壽一・ストワーズストワーズ ケンドリック 光・伊佐 大和・大嶺 莉世・砂川 淳紀・津波 大翔・松元 美菜乃・大城 大空・兼村 優希・名嘉 大地 |
7.『那覇とやんばるの超高齢者の食 野菜・野草、豆類の利用について』 | 琉球料理を基盤とする「沖縄の伝統的な食文化」について、県民や観光客への普及・提供を推進するとともに、その魅力や価値・効用を分かりやすく情報発信していくための基盤とする。 | 研究者:幸池 沙弥奈・宮平 あやの・屋嘉部 笑美 |