ピカリと輝く沖大生!⑰夢はなんでもできる!福祉公務員に!(福祉文化学科2年次 橋口風伍さん)
ピカリと輝く沖大生!⑰
夢に向かってがんばっている学生を紹介する『ピカリと輝く沖大生!』企画。17回目は、福祉文化学科社会福祉専攻2年次の橋口風伍さんを紹介します。
橋口さんは幼い頃からボランティア活動に参加していて、現在は沖縄建築士会中部支部(理事兼事務局副書記)や北谷町文化協会、北谷町北玉区自治会、北玉区むつみ会、読谷村・嘉手納町社会協議会のイベントや作業時には中心的な役割を担う存在です。そんな橋口さんに話を伺いました。
Q:学業とサークル活動、忙しい中でのボランティア活動をされていますが、橋口さんの原動力となっているものはなんですか
忙しいなかでも、なにか自分がお手伝いできてお褒めの言葉をいただくということが純粋に嬉しく、とても楽しく活動できています。親族に障がいを持っている人がいるので小さい頃から、社会福祉協議会の方などとの関わりがあったんです。多くの人に出会い、輪が広がってどんどん活動の場が広がっていっているという自然な感じです。ボランティア活動などをすると、周りの人が「飲み物のんで、お菓子どうぞ」と声をかけてくれるんですが、その言葉がとっても嬉しくてそれだけで十分、気持ちが満たされています。読谷高校時代は生徒会会長も務めました。読谷高校には伝統の6・23イベント(平和をテーマにした舞台制作)というものがあり、その舞台の脚本や監督も2年間手掛けました。なにかを作り上げる、準備、本番、片づけの作業が好きなんだと思います。
Q:沖縄大学に進学を決めたのはなぜですか
読谷高校在学中に、福祉が学べる大学の中でもより資格取得ができる大学をと考え、沖縄大学を選びました。一年生の頃は知識がゼロで授業も難しいこともありましたが、二年生になり知識も得ながら活動もでき、とても学ぶ環境が良いと感じています。社会福祉士の資格だけでなく、精神保健福祉士の資格、福祉の教員免許まで取得可能な沖縄大学でたくさん資格を取得したいと思います。他の大学と比べてやはり沖大いいなとも感じています。各地の社会福祉協議会でボランティア活動をしていますが、沖縄大学出身の社会福祉士さんが多くて、それも誇れること、僕の自信にもなっています。
Q:夢や将来の進路は決まっていますか
なんでもできる、福祉公務員になりたいなと思っています。多くのことができる人になりたいんです。
取材当日は北谷町北玉区むつみ会の運営委員会や月イチの触れ合いイベントのボランティアを行っていました。橋口さんとは20年来の知り合いというむつみ会会長の西山庸二さん(写真左)に橋口さんのことを伺いました。
西山さんのコメント
「両親も、家族でボランティア活動に明け暮れているのが橋口家です。私は小さい頃から彼を知っていて、いつも大事な助っ人として手伝ってもらっています。北谷町北玉区は町の中でも高齢化率が高い地域、お年寄りは気持ちはあるが身体がついていけない、そんな中で橋口くんの存在はありがたいです。影の功労者、大事な人材!」
(嘉手納町こども放課後教室でのボランティア活動の写真)
橋口さんはマルチメディア教育研究センター準備室でも活躍中です。TCG・ポケモンだいすきクラブ(ゲームサークル)の副部長も務め、サークルメンバーと障がい児放課後児童デイサービスへのボランティア活動にも参加しています。これからの橋口さんの活躍、期待しています。