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2019.09.25#その他

ピカリと輝く沖大生!㉑韓国語弁論大会3位!(国際コミュニケーション学科2年次 城間颯太さん)

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ピカリと輝く沖大生!㉑

夢に向かってがんばっている学生を紹介する『ピカリと輝く沖大生!』企画。21回目は、国際コミュニケーション学科2年次の城間颯太さんを紹介します。

城間さんは先日行われた在日本大韓民国民団沖縄県地方本部と沖縄県日韓親善協会が主催する第13回韓国語弁論大会で見事3位の成績を収めました。学ぶことが今、とても楽しいと話す城間さんにお話を伺いました。

Q:韓国語弁論大会に挑戦しようとしたのはどうしてですか

大学1年のときに韓国語を履修したら、韓国語の発音等に興味が湧いてきて、とてもはまってしまいました。なので、自分の力を試してみたいチャレンジしてみたいと思い、たまたま弁論大会のポスターを見て、開催を知ったので応募しました。前期の授業で前田舟子先生にレポートの書き方などを教えていただいていたことから、弁論大会に挑戦することを話したところ、沖縄大学には韓国出身の先生がいるよと紹介いただいて、崔先生と金先生に弁論大会までの期間、ご指導いただきました。準備期間が短かったのですが学科の枠を越えて、先生方にサポートいただけてとても嬉しかったですし、先生方との出会いによって、学びの幅が広がってきています。

Q:どんなテーマでスピーチしたのですか

「日本人にとって韓国語は簡単なのか」というテーマでスピーチしました。韓国語は楽しくて、これまで勉強してきたものの中でこんなに楽しいと感じていることに私自身もびっくりしています。なので自分が学んでのことやこれまで感じた韓国語に関する価値観等について述べました。

Q:高校時代から韓国語に興味があったのですか

高校時代は語学に興味は特にありませんでした。豊見城高校時代、席次は一桁をキープしていましたが、勉強が面白いと感じたことはなく、淡々と目の前の勉強をこなしてきたという感じでした。大学進学の理由は家から近かったので沖縄大学へ行こうと、そんな安易な理由で進路を決定したんです。でも沖縄大学に入ってよかったと今はとても感じています。韓国語に出会え、指導していただいた長嶺先生によって韓国語の基礎がきちんと学べましたし、沖縄大学は先生との距離が近いので質問もし易いですし、先生方と話す機会が多いので、とても視野が広がります。韓国語に限らず、これまでは歴史が大嫌いな私が、中琉交流史(前田舟子先生)を履修してから歴史から学ぶことがたくさんあるなと、今は歴史にもはまって、琉球弧研究もしました。前田先生が話していた「歴史を学ぶことで未来の平和にもつながる」という言葉に感銘を受けて、祖母の出身地の伊江島の歴史について学んだり、先生との出会いがものの見方や考え方にとても多くの影響を与えてくれています。最初は家族も韓国語の前に英語をマスターしてほしいと思っていたようですが、私が韓国語に一生懸命な姿勢などを見て、徐々に理解してくれて、弁論大会にも家族揃って応援にきてくれました。一生懸命は周りに伝わるんだなと心も動かすものなのだなと実感しています。なので沖縄大学に入って本当に良かったです。沖縄大学の学ぶ環境が私にはとてもあっています。

Q:今後、どんなことに挑戦していきたいですか

来年度は大学の提携校で学べる海外留学制度を使って韓国に一年間留学したいと計画しています。それと漠然とはしていますが、少し大きな夢としては、語学力を生かして伊江島の観光を盛り上げたいと考えています。

Q:在学生や高校生へ向けてメッセージをお願いします。

一日の時間を大切にしてほしい、大切にして行動してほしいと思います。私自身、手帳を活用して明日のスケジュールなど計画を立て一日を大切にしています。自分に言い訳しないように限りある時間を大事にと、心掛けています。