2018.11.24#イベント
第558回土曜教養講座『沖縄からブラックバイト・ブラック労働問題を問う』が開催されました
2018年11月24日第558回土曜教養講座『沖縄からブラックバイト・ブラック労働問題を問う』が沖縄大学アネックス共創館にて開催されました。
登壇者は、NPO法人POSSE代表理事 今野晴貴 氏、のぞみ法律事務所弁護士 金髙望 氏、NHK沖縄放送局ディレクター 落合洋介 氏が務めました。
■視聴者からのご感想
- 貴学の歴史ある本講座に初めて参加しました。多数の参加者が集う、充実した内容には大変感銘を受けました。このような企画を550回以上も続けてこられたことに畏敬の念を覚えます。貴学教員も交えた四者の報告は、いずれも充実したものであり大変勉強になりました。活発な質疑が講座の充実ぶりを裏付けていると思います。貴学学生によるまとめも素晴らしいです。(40代学校関係者)
- 労務管理のすさまじい実態を知ることが出来た。労働組合の衰弱の現状をどう打開するのか、今後の重要な問題だと思いました。(70代以上元公務員)
- 大変興味深い内容で、知らないことばかりだった。権利意識の低さが問題だと金高先生はおっしゃっていたが、まさにその通りで、自分の権利について知らない人がほとんどだと思う。今後も、こうした権利問題、人権関係の講座をやっていただきたい。(40代会社員)
- 内容盛りだくさんでとてもためになる土曜講座でした。日本の将来を考えると、とても大切なテーマであると思います。学生のあり方、または大学側の学生アルバイトに対する考え方や指導がもっとあった方が良いのではないかと思います。アルバイト中心の学生生活で良いのでしょうか。卒業要件を厳しくしても良いのではないでしょうか。大学まで結局企業に利用されているような印象です。(50代元教員)
- 今野さんの事例はあまりに衝撃的で、この20年で日本の労働(とくに若者の)環境がこんなにひどいとは、また企業がここまで堕ちているとは、本当に驚きです。新自由主義の影響や、自己責任という考えが急激に日本社会に浸透していることに危機を感じます。何度も課題にあがりましたが、労働者(国民)が権利を行使する、不当な事に声を上げることは必須です(他者、仲間と連携して)。学生にこそ、その技術を身につけてほしいです。(40代)
- 大変参考になりました。沖縄大学の学生さんはブラックバイトによる被害が多いのか気になりました。自己都合退職が多い理由として、もし企業を訴えた場合、まず責められるのが一緒に働いていた同僚であり、同僚にも迷惑かけたくないという気持ちもあるのではないでしょうか。(40代会社員)
- 労働者の権利をきちんと学ぶことが一番大切。社会に出て仕事をはじめる前に備えておくことの必要性。「社会保険」厚生年金、雇用保険、健康保険、税金に係ることなので、社会問題、基本的な問題です。(60代主婦)
- 貴重なお話(法律、その実情)が聞けて良かったです。なかなか自分で勉強する以外に学ぶ機会もないので、参考になりました。もっと色んな立場、体験、その時行った方法など、当事者の意見を生で聞きたいです。(20代事務補佐員)
- 大変勉強となりました。(60代地研特別研究員)
- ブラック企業、ブラックバイトの実態がよくわかりました。このような実態が生まれるのは、働く側が弱い立場なので、雇主へはクレームできない事になる。企業をきびしく取締る事重要ではないだろうか。(60代)
- 以前から、ずっと気になっていた講座内容でした。NPO法人POSSEさんについてもネットで拝見していましたので、直にお話をお聞きすることができて大変よかったです。時間がもっとあると良かったと思います。貴重な講座でした。どうもありがとうございました。(60代自営業)
- 最近、国際通りで居酒屋のキャッチが増えたなと実感がありましたが、フリーランスで働かされているという事例を知り、とても驚きました。日々生活しながら、労働問題に対処することは、個人では大変だと思います。市や県等の自治体で、きちんとルールを定めて、労働環境が改善されるよう取組んでほしいと思います。(40代)
- 私も国際通りでバイトをしているので、落合さんの話は自分のことのように聞くことができました。初バイトだとブラックバイトかどうか分からないので、中高の授業でブラックバイトの定義を教えないといけないなと考えました。(20代沖大生)
- 「ブラックバイト・ブラック労働問題」が理解できたような気がします。講師の熱意が感じられ、すばらしい方々だと思いました。(60代公務員)
- 沖縄の実態を把握することができました。労働法の知識がとても大切、労使相方で教育が必要、ブラック企業・バイトの実態が分かった。(使い方を知って)(50代)
- ブラック企業に、優良企業があることをあらためてわかりました。上場企業でも、利益のみを求めすぎて、そこで働く人をどのように考えているのか、経営者側の問題が大きいと思います。ブラックは、日本人の人材をほろぼしていき、将来の日本が心配。(50代会社員)
- 「観光立件」を目指すなら、県の職員にぜひ今回の講座を聴かせたい。県の職員は、実際問題に何の関心も持たない。その前に働きやすい環境作りとか、やりがいのある仕事につく等々に問題があっても解決しようとしない。かつて国立大学の年間授業料は、地方公務員(地域でバラつきはあったが)の初任給1か月分位であった。(初任給2万円前後、年間9000円)今でいえば、年間15万円位に抑えるなら、こんなバイトづけにならずに勉強出来る。その社会運動(学ぶ権利の実行を目指して)起こしたい。(70代以上)
- ブラック企業、ブラックバイトの実態は、思ってた以上に恐ろしいものでした。バイト中心に授業に出席する学生や、使いつぶされる学生たち。あたり前のこととして現場おいて周りに気がねすることことなく、自分の権利を出張できる、周りの人への権利侵害にも敏感な私でありたいと強く思います。(60代会社員)
- 弁護士の方や著名な方の具体的な事例が聞けて良かったです。働いていく上で、参考になりました。(40代会社員)
- ブラック企業の実態を知ることができました。この問題は権利意識の向上だけでも無理があると感じる。社会構造から変わる、考えていく必要があると感じた。例えば、コンビニ等24時間営業する必要があるのか、AIが発達するともっと働き方も変わり、生産性も上がり労働時間も減っていくのではないだろうか。諸外国の状況を知りたい。解決策がみつかるのではないか。(40代会社員)
- 知らないことばかりで啓発された。深刻さを受け止めた。(70代以上)
- 思ったより参加者が多くてびっくりした。やはり多くの人が関心持つテーマだったと考えられる。(20代以上学生)
- 実例を知れて参考になりました。(30代公務員)
- ブラック企業は増える一方だと認識した。(60代無職)
- 若い労働者の置かれている労働条件を知りたいと思いました。(60代主婦)