「まちづくりⅠ」講義　壷屋やちむん通りフィールドワーク

経法商学科の専門科目「まちづくりⅠ」では4月25日2限目に壺屋やちむん通りの見学を行いました。

まちづくりプロジェクトや都市計画に携わってきた小野啓子先生の代表的な講義「まちづくりⅠ」では、まちづくりの具体的な手法やコミュニティの活性化、個性的で魅力ある都市空間形成のあり方などについて実践的に学びます。新年度がはじまり、3回目となる今回の講義では、都市部に位置しながらも、昔ながらの街並みが残る壺屋やちむん通りを視察しました。琉球石灰岩で舗装された道路のほか、地区内のあちこちに残るガジュマル、アカギ、フクギなどの大木、琉球石灰岩の石垣、登り窯、カー（井戸）、拝所といった歴史的な景観要素について説明を受けました。

主に2年次が受講する科目とあって、初めてのフィールドワーク授業を楽しみにしていたという学生が多く、講義で初対面の受講生たち同士が歩きながら自己紹介しあう場面も見られました。

今後の講義では学生たちが魅力的なまちとは何かについてプレゼンテーションをしたり、ディスカッションを行う予定でです。また、大学近くにある与儀公園などをテーマにオープンスペースのあり方についても考察を行い、都市空間について学んでいく予定です。