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2023.10.04#大学からのお知らせ

新田義貴氏講演「戦場取材の現場から」開催しました。

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10月3日(火)、若林千代先生(経法商学科)の講義「現代の世界」に特別講師として新田義貴氏をお招きして「戦場取材の現場から」のテーマで講演が行われました。

新田氏はシリアやアフガニスタン、ウクライナなど、世界の戦場に生きる人々の取材を続けており、2021年8月の米軍・NATO軍のアフガニスタン撤退後、最初にアフガニスタンを取材した日本人映像ジャーナリストです。2022年からのロシアのウクライナ侵攻では、戦況を現場から報道を続けておられますが、今回はその取材を中心にお話しいただきました。

空爆で破壊された街、避難シェルター、野戦病院、戦場から逃れて駅に集まる女性や子供、教会での日曜礼拝、援助物資が届けられる様子など、ウクライナの人々の戦時下の生活が新田氏の撮影映像を通して伝えられました。

ネット上のデマやフェイクニュース等の不確かな情報をうのみにすることなく、何が正しい情報かを見極める目を持つこと、日本人としてこの戦争をどのように捉えるのかを考えることの重要性について触れられました。

また、台湾有事に備えて石垣島や宮古島などに自衛隊基地が配備されている沖縄の状況、日米安全保障条約に基づくこの一連の流れが何をもたらすのかをしっかりと考えてほしいと伝えられました。