「ロシア・ウクライナ戦争 これまでとこれから」岩﨑一郎先生(一橋大学経済研究所教授) 経法商学会講演会開催
11月17日(金)、岩﨑一郎先生(一橋大学経済研究所教授)を経法商学会の講演会にお招きし、「ロシア・ウクライナ戦争 これまでとこれから」のテーマでご講演いただきました。
講演では、2022年2月24日のプーチン大統領の軍事作戦実施表明の演説により始まったロシア・ウクライナ戦争のこれまでを振り返ることから始まりました。2023年11月現在のロシアおよびウクライナの軍人死傷者が示され、ロシア、ウクライナ共に多数の人的被害があり、どこが優勢でどこが劣勢なのかがわからない状況となっており、長期戦の様相であるとの解説がなされました。(2023年11月現在 ロシア:軍人死者12万人、軍人負傷者18万人、ウクライナ:軍人死者7万人、軍人負傷者12万人)
そして、米・欧・日を中心とする国際社会のロシアへの経済制裁(
一方で、
2022年のロシアの実質経済成長率は予想に反してマイナス2.
ロシア経済における「死荷重」の問題、オルガルヒや縁故資本主義の問題、政治家がソブリンファンドに群がる構造の問題についても触れられました。
最後に、この戦争がどのような形で終わるにせよ、その後も続く制