2024年度 沖縄大学・大学院入学式式典を挙行しました。
4月2日、2024年度沖縄大学・大学院入学式式典を本学体育館で開催し、新入生が大学生活をスタートさせました。午前は経法商学部と健康栄養学部、午後には人文学部と大学院の二部構成で式典を執り行いました。
午前の式の新入生代表挨拶では、経法商学科入学生の荒琉風さんが「私は東日本大震災を経験した過去があり、能登半島地震は他人事とは思えませんでした。SNSやテレビで災害復興活動を目にして、一人ひとりの小さな力が集まり、大きな力になっていることに気が付きました。大学生活でも行事や部活動を行う際には、みんなで力を合わせることを意識し、協調性を大事にできるよう努力します。」と決意を述べました。
また、午後の式では、福祉文化学科入学生の池間星藍さんが「歴史と伝統のある沖縄大学に入学することの喜びを感じ、誇りに思うと同時に、これから始まる大学生活に大きな期待を膨らませています。これまで支えてくれた家族、友人、先生方への感謝の心を忘れず、自らの夢や目標に仲間と共に日々高め合いながら成長していきたいと思います。」と意気込みを語ってくれました。
山代寛学長からは、「これから求められるのは、他者に配慮し、私たちを取り巻く自然・社会環境と共に生きていこうとする想像力・実践力です。大学では、他者と交わり、自分の可能性を最大限に引き出してください。『地域共創・未来共創の大学へ』の理念のもと、卒業までの旅路をともに歩んでいきましょう。」とエールが贈られ、新垣淑典後援会会長からも、「大学は生涯付き合える仲間ができる場所です。学業や課外活動などを通じて仲間をつくり、学生生活を充実させてください。」と激励のメッセージをいただきました。
今年度もクッキングサークルの在学生が考案したレシピによる焼き菓子がひとりひとりに配られ、新入生は笑顔を見せていました。