2024.06.21#その他
『台湾の独特なベジタリアン文化について学ぶ』渡邉ゼミ
6月21日、国際コミュニケーション学科渡邉ゆきこ先生のゼミ(専門演習C)では台湾大学の施明谷先生とzoomをつなぎ、台湾の独特なベジタリアン文化についてお話を伺いました。
台湾は5人に1人がベジタリアンと言われるほどのベジタリアン大国です。講義では、欧米のベジタリアンとは異なり、仏教的なベジタリアンのため「ネギ、にんにく、にら、らっきょう、たまねぎ」とそれに類する野菜を食べることができないこと、卵や乳製品も食べない人もいるので、欧米のベジタリアンと区別するため、オリエンタル・ベジタリアンとも称しているということなど説明がありました。またベジタリアンのための食品はどこのスーパーでも数も多く販売されているようですが、異なる流儀に対応するため(例えば、卵が食べられるか否か)、台湾政府はベジタリアン向けの商品を5類に分け、食品に表示することを義務付けなども行っていることも教えていただきました。施明谷先生は日本に5年間留学経験があり、とても流暢な日本語で講義いただきました。
現在、渡邉ゼミではベジタリアン嗜好の観光客に向けてのお店紹介サイトを作成中です。今回の講義で台湾のベジタリアンについて多くの情報を得ることができ、今後のゼミ活動に活かしていきたいと学生たちは感想を話していました。