『今しかできない体験を!』学生たちの夏休み短期留学etc
夏季休暇中に大学の海外派遣留学制度を利用して、新しい体験をしてきた学生の声が届きました。海外で感じた文化の違いや現地の学生との交流について紹介します。
フィリピン留学レポート
経法商学科3年 西 優雅
まず初めに自分のセブ島のイメージとしては、人気観光地である上に海がとても綺麗で設備やインフラもしっかりしていると思っていました。しかし、実際に行ってみると道路や大きいモールなどは整備されているものの地元の人たちが生活するところなどはまだまだ未開発な部分が多いと感じました。1番心に響いた事としてはまだ小さな子供たちが、生きるために必死になって観光客から食べ物を分けてもらおうとしている姿です。実際に僕のところにも来ましたがあげない方がいいと聞いていたし周りにもたくさんの子供がいて1人にあげてしまうと大変なことになると。その時僕はただ子供を無視することしか出来ずこの体験が1番衝撃的でした。
授業の内容としては、1対4と1対1のクラスが各4個ずつあり1つの授業につき45分のクラスを1日8個こなしていました。1対4の授業ではライティング、リスニング、イディオム、スピーキングの授業がありました。ライティングでは授業の最初にお題が出されそれについて書いたあと先生からフィードバックを貰うという形でした。ライティングをする事で夜にやるエッセイが少し楽になったようにも思えました。リスニングでは、周りの人のレベルも高かったことからその人たちと情報を共有しながら出来たのが良かったかなと思います。イディオムの授業では、日常的に使える英語表現だったりを学ぶことが出来たのは良かったです。先生の教え方が上手く頭にスっと入ってきました。スピーキングのクラスでは、教科書を使いながらその時の場面ではどう言ったことを言うのかなどを学ぶことが出来ました。
今回の短期留学を通して色々な国の人と関わりを持つことが出来ました。そして、その人の国の文化や言語、料理や観光地についても教えてもらいました。英語で会話する中で国別の発音の特徴も知る事が出来ました。例えばフィリピンの人達のFor exampleの言い方が独特の人が大半でした。サウジアラビアの人は舌を巻く癖が英語を発音する時にも出ていました。各国の簡単な単語も覚えることが出来たのでそれは面白かったです。
フィリピンに留学に行けたことは1ヶ月という短い期間だっだけど自分にとってとても貴重な経験になりました。語学をメインに学びに行ったけどそこでしか経験できない出来事をいくつも体験できて県外のひとや海外の人との交流もありとても楽しかったし、友達になれたことが嬉しかったです。体調を崩す人が多く、薬は色んな種類を結構持って行った方がいいなと感じました。お腹を崩している人もいたし咳をしている人がとても多かったですが、それ以上に濃い経験ができました。
韓国聖公会大学校留学レポート
経法商学科2年 伊敷海樹
今回の留学での経験を経て考えられたことはやはり語学力の重要性です。韓国語をもう少し話せる、会話ができるレベルに至っていれば、友人も多く作ることができ、飲食店や観光地巡りにも優位に立ててさらに良い経験を積むことができた可能性があります。そのためには、現地人と会話するための語学力が必須で、あまりにも自分が準備不足であったと痛感するものとなりました。その影響か、語学力を上げるための勉強に対して、以前に比べたらモチベーションは良い方向に向いていて、自分的にはかなり成長できた気がしています。
韓国で印象的だったことについて下記にまとめます。
印象的だったこと
・交通状況で、韓国人がせっかちなのかクラクションが鳴ってない日はないと確信が持てるくらい荒い。赤信号でも基本右折だけならOKらしく、日本は歩行者優先だが、韓国では自動車優先のように感じる場面が多かった。
・とにかくせっかちな人が多い。しかしめちゃくちゃ親切な人ばかり。例:韓国では1+1といった対象の商品を1つ買えばもう1つ無料でもらえるシステムで、このシステムをあまり理解していないときに、店員さんがこれを買ったら無料など1から教えてくれるなど、フレンドリーで親切な人が多くて、韓国語を覚えて友達になりたいと思うほどだ。
・辛いものが本場だと、辛いより痛い。喉がやられるような感覚。
・ほとんど現金での買い物はなかった。ワオパスあれば十分。(ワオパスとはデビットカード+スイカカードが合体したようなカード)Tマネーにチャージや屋台で使うくらいしか現金使うタイミングない。
・地下鉄の料金は、各駅で料金違うのではなく、一律1400ウォン(日本円で150円くらい)で、距離に応じてプラスされていく形式。オンス駅(学校から近い駅)から首都ソウルまでで1600ウォンだった。
・紙コップがペラペラで、本当に水飲ませる気あるのか?と思うサイズ感と質。水筒かペットボトル持っていた方がいい。
・辛いものしかない
・スイーツは甘いものばかり、かなり美味い。
その他色々ある。
廈門訪問
国際コミュニケーション学科3年 新崎希亜羅
9月2日から7日までの6日間、福建・長崎・沖縄 若者交流団として中国福建省の廈門を訪問しました。この6日間、廈門の歴史や文化、食を通して、自分の暮らす沖縄との違いや共通点を感じ、とても貴重でかけがえのない体験になりました。また、集美大学で日本語を学んでいる学生たちや、現地の方々との交流の中で、中国語でコミュニケーションをとることができ、自分の中国語の実力を試せる貴重な機会になりました。今回の訪問を通して、中国に対する興味がさらに深まり、もっと中国語の勉強を頑張ろうと思う良きモチベーションになりました。