2025.05.27#イベント
戦後80年企画 特別授業「ものとひと~戦後80年の折に~」盛口満先生
沖縄大学では戦後80年の節目に、沖縄戦を改めて学び、平和について考える特別授業を企画しています。
初回となるきょう(5月27日)は、こども文化学科盛口満先生が「ものとひと~戦後80年の折に~」と題して、夜間中学の化学の授業での体験やエピソードを交え、さまざまな角度から戦争を考える講義が行われました。
戦時中、夜間中学の生徒さんが体験した、「砂糖」「塩酸」「グルテン」「ソテツ」等、人とものとのかかわりが戦争の影響をどのように受けたのかが紹介されたほか、元日本兵の横井庄一さんが戦後28年生活していたケープを先生が見に行ったお話やその生活、戦時中の日本軍のサバイバル書と米軍のサバイバル書の違いについても話はおよびました。
最後には、戦争を知らないわたしたちが、どのように平和教育に携わっていくかを問い、こども文化学科の卒業生たちが教育現場でおこなっている平和教育についても紹介されました。





