ピカリと輝く沖大生!(78)沖縄県教員採用試験に現役合格!(福祉文化学科4年 比嘉星斗さん)
夢に向かってがんばっている学生を紹介する『ピカリと輝く沖大生!』企画。今回は、超難関といわれている沖縄県の教員採用試験(保健体育)に現役合格を果たした福祉文化学科健康スポーツ福祉専攻4年の比嘉星斗さんを紹介します。「絶対に教員になりたい!」という想いをモチベーションに繋げて踏ん張ったと話す比嘉さんにお話しを伺いました。

福祉文化学科4年 比嘉星斗さん
合格を知ったときの状況について
教育実習中で、昼休みに発表を見て、合格を知りました。とても嬉しくて、校長先生や先生方に伝えて、親、大学の先生にもメールで伝えました。2次試験も手応えは感じてはいなかったんです、なので合格できて本当に嬉しく思いました。
教員を志望したきっかけについて
中学校時代、少しヤンチャな友人とも仲良くしていて、いろいろ面倒をみていたことから、担任の先生に、「教員にむいていると思うよ」と声をかけてもらったことがきっかけです。そこからは、教師になる夢を叶えるためにと、がんばってきました。体育の先生を夢見て、大学受験では名桜大学にチャレンジしましたがうまくいかず、最後の試験で沖縄大学にどうにか合格できました。沖縄大学に進み、1年次から地域の中学校でボランティア活動をし、4年間現場にかかわることができ、実践を積むことができたことが合格という結果に結びついたのではないかと思っています。沖縄大学に進んでよかったと心から思っています。ゼミの嘉数健悟先生にはとてもお世話になりました。勉強面でのアドバイスはもちろんですが、相談にも丁寧にのってくれて、学校現場に知り合いも多い先生なので、頼もしくもかんじていました。沖縄大学での出会いや学びはとても大きいものでした。
試験勉強について
3年の9月から本格的に勉強をスタートさせました。大学推薦枠で受験できたので、専門科目にしぼって勉強できたのは良かったです。過去問題を繰り返し解きました。うまく勉強が進まず、モチベーションが下がったときは、「教師以外の職は自分にはありえない」と自分の夢を再確認したり、同じ学科で教員採用試験を受ける仲間と支えあいながら頑張りました。2次対策では卒業した先輩たちと一緒に模擬授業や面接指導にと励み、今回保健体育の教員採用試験においては、沖縄大学から4人が合格できたことは、とても嬉しく感じています。
どんな先生になりたいですか
生徒に寄り添うことができる先生になりたいです。沖縄の抱えるこどもの貧困問題や不登校といった普通とは違った子どもちのために、いまから自分になにができるか、考えてそして行動していきたいです。沖縄のこどもたちは支えあえる力、助け合う精神は他府県と比べるとあるのではないかと感じているので、長所をいかし、沖縄のこどもたちの未来が明るいものになることを願います。
後輩にアドバイス
教員採用試験は自分との闘いかもしれません。モチベーションを維持して、後輩たちには頑張ってほしいです。そして4年間はあっという間です。忙しくて大変なこともありましたが、楽しかったーっていまは、思えています。沖縄大学の健康スポーツ専攻は、先生や仲間に相談しやすい環境があり、そこが魅力です!
