2025.11.11#その他
『卒業生の上原佑貴さんにきく、日本語教師のお仕事とは』日本語教育概論
11月11日、国際コミュニケーション学科、天野裕子先生の講義「日本語教育概論」では、今春卒業した上原佑貴さんを講師にお迎えし、「日本語教師のお仕事について」お話いただきました。
上原さんは、昨年12月に日本語教員試験に合格し、4月から専門学校ITカレッジ沖縄に採用がきまり、日本語教師として働いています。今日は日本語教師を目指したきっかけや学生時代にやっておけばよかったこと、授業や実習で印象に残っていること、そして卒論についてお話くださいました。高校時代は管理栄養学科を目指して、県内で唯一管理栄養士養成校の沖縄大学に進学を決めていたそうですが、高校2年生のときに修学旅行で東京へいき、そのときに「日本は狭い」と感じ、もっと広い世界で働ける仕事をと思い日本語教師への夢を目標にしたそうです。進路決定時に、沖縄大学は日本語を主専攻で学べる県内唯一の大学と知り、沖縄大学に進学したと話してくれました。就職活動に対しては、採用募集時期などについて説明があり、面接の際にどのようなテーマで卒論を書いたか、聞かれることもあるので、興味関心があるテーマで卒論に取り組むようにとのアドバイスもありました。
履修学生の半数以上が日本語教師を目指している授業とあって、学生たちは真剣なまなざしで先輩の話をきいていました。上原さんの講話は、話し方もとても丁寧でわかりやすく、学生たちにとってとても有意義な時間となったようでした。


上原佑貴さん(国際コミュニケーション学科2024年度卒業)

