『学生、こどもたちが笑顔で学びあう！学校ごっこ開催』こども文化学科

12月21日、毎年恒例のこども文化学科のイベント「学校ごっこ」が開催され、地域の学童やスポーツクラブから約50名の子どもたちを招き、楽しく学びあいました。

こども文化学科が設置された2007年度から継続的に実施されているこのイベントは、大学1年生が教師役を務め、小学校の1日をまねて模擬授業を行い、指導案の作成や児童との関わりを通して実践的な能力を身に着けることを目的として行われています。

今回は「児童・学生ともに笑顔で学びあおう」をスローガンに、こども文化学科1年の４つのゼミの学生たちが授業者をそれぞれ1人決めて、各ゼミが考えた授業（30分）を行いました。なかには昨年も参加してくれた児童もいて、「今回もとても楽しみにしてきました」と笑顔で話してくれました。

学生たちは、はじめて子供たちの前で授業をするとあって、少し緊張しながらも、とても楽しみながら交流していました。参加した児童たちは、楽しみながら学べる英語や算数の授業に「とっても楽しかった」、「また来年も来たいです」と感想が聞かれました。

イベントの運営は宮島ゼミの2年生が担当し、前期からイベントのしおりづくりや運営作業を行い、3回のリハーサルを経てこの日を迎えていました。2年生たちは「今回は放課後デイサービスに通う児童も参加してくれて、幅広い交流ができたかと思います。また昨年は授業することに精一杯で、イベントの成功の影で先輩たちが丁寧にサポートしてくれていたことを今回気づくことができました。後輩へのアドバイスやサポートの難しさも学ぶこともでき、運営に携われてよかったです」と話していました。