中国駐福岡総領事館・楊慶東総領事が特別講義「旅を通じて知る中国の技術革新の最前線」
10月19日、国際コミュニケーション学科のコース専門科目「中華圏事情」において、中国駐福岡総領事館の楊慶東総領事を特別講師としてお招きし、「旅を通じて知る中国の技術革新の最前線」をテーマに講義を開催しました。
講義では、中国における急速な技術革新と、それが人々の暮らしや旅行体験にどのような変化をもたらしているかについて紹介されました。楊総領事は、スマートフォン一台で移動や決済、宿泊手続きなどが完結する中国のデジタル社会の実例を示しながら、近年の中国旅行の利便性について解説しました。
また、中国ではドローンや人型ロボットなど先端技術の開発が進んでおり、それらを体験することを目的に訪れる旅行者も増えていることが紹介されました。講義では、夜空を彩る大規模なドローンショーや、ドローンによるフードデリバリーサービスの様子が動画を交えて紹介され、学生たちは最新技術が日常生活に浸透している現状に理解を深めました。
さらに、AIを活用した通訳機能付きスマートグラスなど、新たなコミュニケーションツールについても説明があり、言語の壁を越えた交流の可能性について学ぶ機会となりました。
講義の最後には、「政治的な状況や報道だけでは見えない実際の姿を知るためにも、若い世代には積極的に現地を訪れ、相互理解と相互学習を深めてほしい」と学生たちへメッセージが送られました。
質疑応答では、学生から「中国における個人情報保護や情報セキュリティへの取り組み」について質問が寄せられました。これに対し楊総領事は、中国ではモバイル決済などのデジタルサービスが10年以上前から広く利用されており、利便性の向上とともに安全性の確保に向けた技術開発や制度整備が進められてきたことを紹介しました。
今回の講義は、中国社会の最新動向に触れるとともに、技術革新が国際交流や異文化理解に果たす役割について考える貴重な機会となりました。



