2021.06.16#イベント
第576回土曜教養講座『琉球列島の自然を考える 世界自然遺産登録に向けた現状と課題』が開催されました。
2021年6月12日、第576回土曜教養講座「琉球列島の自然を考える 世界自然遺産登録に向けた現状と課題」がzoomウェビナーにて開催されました。
登壇者は、国立環境研究所 生態リスク評価・対策研究室 室長の五箇公一 氏、本学 客員教授・世界自然遺産候補地科学委員会 委員の山田文雄 氏、本学 学長の盛口満が務めました。
今回は県外からご参加の方々も多く、中には海外からご参加の方もいらっしゃいました。
■視聴者からのご感想
- 持続可能な社会の実現はすなわち世界遺産を守る、絶滅危惧種を守る、日々の生活の中で 自然環境を守るということが大事だとよくわかりました。 (60代一般)
- 上手くアクセスできず、不参加になってしまいました。申し訳ありません。(40代一般)
- 奄美琉球地方のユニークな生物やそれに根差した文化、それらを保全する意義などとても勉強になりました。(20代一般)
- 初めて参加させて頂きました。 五箇先生のプレゼンがすごく聴き易く分かりやすかった。またこういった機会があるなら是非聴きたいと思った。 琉球列島の特殊な環境のことや生物多様性に始まり、日本の社会のあり方について考えさせられた。すごく有意義な時間でした。(30代一般)
- 非常に面白かったです。時間帯や時間の長さも良かったです。ありがとうございました。(50代一般)
- 五箇先生の話はわかりやすく勉強になった。 2部の講師の先生方の話も面白かったが、レジュメの棒読み感が強くて単調に感じました。 毎回楽しみに講座を受けさせてもらっています。準備等ご苦労様です。 また、次回もよろしくお願いします。(30代一般)
- 講師の方の説明が専門的にもかかわらず、大変わかりやすかったです。(50代一般)
- 外来種に焦点を当てるとしながら、演者ごとにその程度が違い、三者の講 演の関係も意味不明な感じでした。(50代一般)
- 非常に勉強になりました、このような講演会をオンラインで開催していただき、感謝しかありません(40代一般)
- タイムリーな話題について、素晴らしい講師からの講義を受けられてよかったです。(50代一般)
- たいへん興味深く受講しました。とくに五箇さんのお話は伺えて幸運です。皆さまの講義から、沖縄の自然の置かれた状況がよく分かりました。八重山についても積極的に言及されていたのが率直に嬉しく思いました(50代一般)
- 大変勉強になりました。特にげっちょせんせいの話が面白かったです(60代地域住民)
- 同じ世界自然遺産地域として参考になりました。(30代一般)
- 大変勉強になりました。参加できてよかったです。Youtubeなどで配信はされないのでしょうか。(30代一般)
- とても興味深いお話を聞くことができました。 面白かったです!(20代学生)
- 今回のシンポジウムは大変興味深く拝聴しました。特に個々の生物種に関する詳しい話は初めて聴くことも多く、とても楽しかったです。また、生物多様性が、私たちのライフスタイルや社会のあり方と深く関わっていることにも言及されていて、とても良かったと思います。沖縄総合事務局や商工会・コンベンションビューローの方達にも聴いて欲しい内容でした。自然環境が生活から乖離してしまっている今、日々の暮らしとどのように結びついているのかを丁寧に伝えていくことの大切さを改めて感じています(大学生のアリの絵にはショックを受けました!)。 今回の世界遺産登録は、ゴールではなく始まりですね。今後とも、地域の自然を守ることの意味や課題に関する講座やシンポジウムの開催を期待します!(50代)
- コロナ対策とはいえ、県外在住者も学べる、このようなオンライン講座は素晴らしいことだと思います。(60代一般)
- 世界遺産へ登録される顕著な普遍的価値についての説明、今後の取り組み等、もう少し深い話が聞きたかったです (50代)
- 3時間があっという間に感じられるほと、内容が濃くとても勉強になりました。 世界自然遺産登録が目前の今、地域の人がしっかりと島の自然の素晴らしさを理解し、保全と活用をバランスよく両立させるための方法を考え、「自分たちの島をどうしていきたいか」を議論していく必要があると改めて感じました。(60代一般)
- 先生方の大変貴重なご講演を拝聴させて頂き、感激いたしました。 本来日本は貴重な生きものの宝庫であったこと、それを失ってしまっていること、その損失の大きさ、 いまも生き続けている固有種がどんなに大切で、かれらを守り続けることが、絶対に必要であることが、よくわかりました。 守り続けるために、私たち自身と社会がどうあるべきか、真剣に考えなければと思います。 ありがとうございました。(50代一般)
- とても楽しく聴講できました。(50代沖大同窓会)
- 五箇先生のお話、とてもわかりやすく興味深かったです。新たな学びになりました。ありがとうございました。(50代一般)
- 非常に興味深い内容でした。講義形態(ZOOMウェビナー)も大変合理的で受講しやすかったです。(20代)
- 楽しく拝聴させていただきました。絵での振り返りが良かったです。(30代一般)
- 五箇さんのお話がめちゃくちゃ面白かったです。ダニの専門家でいらっしゃいますが、今回は、外来種に関しては超一流のインタープリターだと感じました(失礼でしたらすみません)。ほぼ興味のない人にもあれだけ外来種のことをわかりやすく説明できるのは今は他にいらっしゃらないのではないかと思いました。宮古島のクワガタもなかなかショッキングな事実でした。 山田先生のお話、外来種駆除と在来種の関係も素晴らしかったです。奄美外来種駆除、すごいですね。 しかし、外来種に関しては、やはり持ち込んだ人間に一番の責任があり、今後も人間サイドのライフスタイル(ゴミがあればカラスがやってくる。可愛いからと安易に野生生物を移入する)をもっと考え、規制しなくてはならないことを感じました。 そういう意味では、盛口学長の話は、本来の持続可能性、私たちがゴールとするところの未来像のお話でもあったことを感じます。そもそも自然界とのバランスの取れたライフスタイルとはどうであったのか、そこに立ち戻るためには、どう私たちが自身をコントロールしなくてはならないのか、大きな課題だと思います。 世界遺産地域の海域について、そういえば、グレートバリアリーフでは、前回の保全地域の見直しにかなりの時間をかけたことを思い出しました。研究者、漁業者、アボリジニの方、観光業、一般の人を対象に地図つきアンケートを実施して、その整理に5年かかったと聞いています(担当者は気が遠くなりそうだったと話していました)。今回のように遺産地域の指定は陸域だけでも相当大変ですが、もし、保全の希少価値があるのならば、ぜひ、次のステップとして、海域の遺産地域指定もあるのではないかと思います。そのためには、相当の時間と尽力が必要となりますが。。。(その工程については、確か2005年にGreat Barrier Reef公園局が、INPACというワークショップを開催しているので、どこかに資料はあるかと思います)。 今回は貴重な機会をありがとうございました。 (50代地域住民)
- 奄美、沖縄の世界自然遺産登録について身近に聞くことが出来て、大変貴重な機会でした。趣味ですが生き物に興味があるので、専門的なお話もたくさん聞けて嬉しかったです。本島には旅行で何度もお邪魔していますが、次回はまた違う楽しみ方が出来そうです。廉価なものではない世界遺産ツアーに参加できるのを楽しみにお金を貯めておきたいと思います。(40代一般)
- 様々な視点からのお話が聴けて、どの講演も大変勉強になりました。最後の盛口学長のお話を、ゆっくり聞けなかったのが残念でした。またの機会がありましたらぜひ詳しく聞いてみたいです。(50代地域住民)
- 知識がない人にも向けて、世界遺産登録の経緯を教えていただき、わかりやすくてとても勉強になりました。(20代一般)
- 興味深いお話が多く、とても勉強になりました。次があればぜひまた視聴したいと思います。 (10代学生)
- 盛り沢山な内容で聞きごたえがありました。私は修論でヤンバルクイナを扱っていますが、コロナでやんばるの状況を実際に見に行けていないのでとても参考になりました。貴重な機会をありがとうございました。(20代学生)