朱 愷雯

教員紹介

法経学部法経学科

朱 愷雯 (SYU Gaibun)

所 属法経学部 法経学科
専 攻財務会計
学位(発行機関)近畿大学大学院商学研究科(商学博士)
研究活動
大学院博士前期課程から、中小企業の会計に関する問題を中心として、研究を行ってきました。本研究は、日本およびアメリカ等主要諸外国における中小企業会計の理論構造の解明および当該会計制度の設計ならびにその有効性を検証し、中小企業会計の信頼性保証のあり方、そして、その保証業務がどの程度機能するかについて検討することを目的としています。
中小企業は、企業総数の9割以上を占め、産業の基盤、そして、地域の経済を支える存在となっています。近年、国民経済全体を活性化するために、中小企業会計の基盤強化を通じて企業活動の活性化を図ることが必要であると認識されるようになってきました。沖縄の地域経済の発展においても、このような研究は必要であると思っています。今後は中小企業における非財務情報の信頼性保証に関する課題に取り込み、本研究を発展させていきたいと考えています。
 
教育活動
財務諸表論と簿記論を担当しています。財務諸表は、企業が利害関係者に対して企業の財政状態や経営成績などを明らかにするために複式簿記に基づいて作成された一連の会計報告書です。複式簿記は、企業取引を数少ない取引要素で分類・整理し、財務情報として企業の利害関係者に提供するシステムです。これらの講義では、会計と簿記の意義や役割、そして、財務諸表の作成方法などについて解説し、皆さんに会計学に関する基礎知識を修得していただくことを目標としています。
 
所属学会
日本会計研究学会、国際会計研究学会、中小企業会計学会、日本監査研究学会
 
著作・論文
〈共著〉
1. 河﨑照行編著『中小企業の会計制度―日本・欧米・アジア・オセアニアの分析』(第Ⅱ部第9章担当)中央経済社(2015年)
2. 浦崎直浩編著『中小企業の会計監査制度の探求―特別目的の財務諸表に対する保証業務―』(第16章、第17章担当)同文館出版(2017年)
〈論文〉
1. 「中小企業向け会計基準の策定のあり方に関する研究―2011年中国「小企業会計準則」を題材として―」『商経学叢』第60巻第1号(2013年)
2. 「アメリカにおける中小企業会計のフレームワークに関する研究―AICPAの見解を中心として―」『国際会計研究学会年報』2013年度第1号(通号33号)(2014年)
3. 「中小企業の計算書類に対する保証モデルの類型的検討」『中小企業会計研究』第1号(創刊号)(2015年)
4. 「日本における中小企業の財務情報に対する信頼性保証の現状と課題」『商経学叢』第63巻第1号(2016年)