2022(令和4)年度 沖縄県ヤングケアラー関係機関 職員研修
研修動画公開のお知らせ
2022年11月22日(火)、12月13日(火)に『2022(令和4)年度 沖縄県ヤングケアラー関係機関 職員研修』を開催しました。
ご参加のかなわなかった方々のため、研修の主要部分の動画を2023年3月31日(金)まで公開します。
<本研修について>
1.趣旨:ヤングケアラーやその家族と接する機会が多いと思われる関係機関団体等の職員に対してヤングケアラー支援について理解を深
めるための研修等を実施することにより、ヤングケアラーに関する問題意識を喚起し支援を適切に行うとともに、関係機関・団
体等職員のヤングケアラーの概念や発見の着眼点、発見後のつなぎを含めて理解促進を図ることを目的としています。
2.対 象:①行政・福祉・介護・医療・要対協構成員(11月22日実施)
②教育関係者(12月13日実施)
3.主 催:沖縄県
4.実 施:沖縄大学地域研究所
5.講 師:名城健二(本学福祉文化学科教授)
<講師について>
名城健二(本学福祉文化学科教授)
日本福祉大学社会福祉学部卒業、沖縄国際大学大学院地域文化研究科人間福祉専攻修了(修士)、2013 年に La Trobe University Mother and Child Health Research Center(オーストラリアビクトリア州)の特別研究員。
専門は、精神保健福祉・スクールソーシャルワーク等。メンタルヘルスに課題を抱える保護者とその子ども支援を研究テーマとし、2021 年度に糸満市でヤングケアラー調査を行うなど、ヤングケアラーの問題に造詣が深い。
<研修スケジュール>※趣旨説明、講義1のみを動画公開いたします。
・趣旨説明
・講義1「ヤングケアラーの理解」
・休憩
・体験談講話
・講義2「ヤングケアラーの関わり方」
・グループワーク演習
・質疑応答、まとめ
<ヤングケアラーとは>
病気や障がいのある家族、幼いきょうだいの世話や料理、掃除等の家事を担っている子どもや若者のことです。ヤングケアラーは、子ども自身がヤングケアラーと気づいてないことや家庭内のことを周りに知られたくない等の理由で、発見が難しいと言われています。ヤングケアラーの現状を知り、そのような状況の子ども達に学校や行政機関、医療機関、福祉機関等の立場で何ができるのか、何をすべきかを一緒に学ぶことができればと思います。