新垣 慶子

教員紹介

健康栄養学部管理栄養学科

新垣 慶子 (ARAKAKI Keiko)

所 属健康栄養学部 管理栄養学科
専 攻栄養教育論、調理実習、沖縄の食文化論
学位(発行機関)栄養学士(徳島大学 医学部栄養学科)
モットー日常を楽しみ、仕事を楽しむ。 そして非日常を楽しむ
研究活動および教育活動
【1】35年の医療施設での経験
 大学卒業後、高度急性期、急性期、回復期の医療施設に約35年勤務してきました。この間、ICU(集中治療室)で、栄養サポートチーム(NST)として、日々変化する輸液、経腸栄養剤、経口を組み合わせた栄養管理、急性期では、経口摂取が可能になった方へ、より安全でおいしい嚥下食や食形態の改善等に取り組んできました。回復期では、在宅復帰に向けて毎日実施されるカンフェランスやベットサイド訪問で多くのことを学びました。患者自身が退院したいと思っても、支える家族との関係、経済状況の問題等でなかなか自宅や施設等引き受けるところがないという現実があります。今回、沖縄大学では栄養教育各論及び実習を担当することになりました。この経験から、クライアントを全人間的に捉えた栄養教育を目標にしたいと思います。
 
【2】沖縄の食生活文化
 本土と異なった気候風土、歴史的背景を持つ沖縄は、独自の文化を発展させてきました。琉球料理を基盤とした食文化もそのひとつです。世界に誇れる沖縄の食文化でありながら、残念なことに、私も含め県内で活動している管理栄養士は、大学で沖縄の食に関する授業を受ける機会に恵まれませんでした。     
沖縄大学の管理栄養学科カリキュラム必須科目の中に、「沖縄の食文化論」、琉球料理を含む「調理実習I」「調理実習Ⅱ」があります。今回、その授業の一部を担当させていただくことになりました。将来沖縄の食・栄養を担う学生に、学問的研究も含めた沖縄の食文化について継承していきたいと思います。
 
【3】子ども食堂の取り組み
 2016年より、月1回那覇市古波蔵にて、病院を定年した5名のメンバー(看護師、保健師、薬剤師、
経理事務、管理栄養士)で子ども食堂(昼食)を始めました。地域の多くの方々に協力していただき、徐々に参加者も増えています。食事作りをする時の子ども達のワクワクした様子、地域の高齢者とワイワイ楽しく食事をする様子を毎回目の当たりにして、子ども達にとって、安心できる居心地のよい場所になっていることを実感しています。「地域に根ざし、地域に学び、地域と共に生きる」「地域共創」という沖縄大学の理念を、食の角度から学生と一緒に学び、取り組みたいと思っています。
 
所属学会
日本病態栄養学会(代議員2011年4月1日~2019年3月31日)、日本糖尿病学会、
日本静脈経腸栄養学会、日本栄養改善学会、日本在宅栄養管理学会、
食事療法学会(第37回学会長2018年沖縄県開催)
著作・論文
  • ○ 共著、栄養科学シリーズNEXT「臨床栄養学各論」第2版 講談社サイエンティフィック
     7.3高齢者の疾患 P166~P173 2014年10月10日
  • ○ 月刊誌、NutritionCare 特集「クックチル&ニュークックチルシステムの使いこなし術を教えます!」
     MCメディカル出版 P64~P72 2017年3月
  • ○ 第36回食事療法学会 「高齢外来透析患者に対して、ケアーマネージャー等と連携して栄養管理を実施し、
     改善した一例」P13-11 2018年3月5日