下地 みさ子

教員紹介

健康栄養学部管理栄養学科

下地 みさ子 (SHIMOJI Misako)

所 属健康栄養学部 管理栄養学科
専 攻食品衛生学
学位(発行機関)博士(農学)鹿児島大学大学院連合農学研究科
モットー共に考える。ベストを尽くす。
研究活動
 私はこれまで、応用生物科学分野の研究または栄養学・食品学分野の研究を行ってきました。例えば、カビが作り出す毒素を別の安全な菌に移し替え、菌を大量培養して作った毒素の癌細胞に対する死滅効果を確かめる研究や、芳香族アミノ酸の摂取がストレス応答および脳内物質濃度に影響を及ぼすかについて動物を用いて調べる研究など。また、発酵食品から分離した菌を培養して、加工食品の製造に応用利用できそうな酵素を見つけ出し性質や構造を調べる研究や、身体の中で働く酵素のうち病気に関わる酵素の阻害活性をもつ食品を探索するスクリーニング研究。そして、栄養素の代謝に関係する酵素の個人間における性質の違いと栄養素摂取量との相関について調べる研究などを行ってきました。
 今後は、これまで以上に「健康」「地域」「創造」を意識し、それらの視点から応用研究を進めていきたいと思います。
教育活動

 私は、食品衛生学その他いくつかの科目を担当いたします。数十年前、私自身も栄養学を学ぶために県外の管理栄養士養成大学へ進学した学生でした。当時は、“宇宙食を開発したい!”という好奇心と意気込みだけでしたので、栄養学の奥深さを知った上で進学を希望したわけではありませんでした。在学中に栄養学研究の楽しさに出会い、宇宙食開発!ではなく科学研究の道へ進みました。そのまま研究活動に没頭し、修士・博士過程修了後は九州にあります管理栄養士養成校で勤務しました。沖縄へ戻ってきてからは、ポスドク研究員または管理栄養士として社会で働くことで大学のような教育・研究の現場では経験できない様々なことを学びました。ですから、沖縄大学に管理栄養学科が開設されて沖縄県で管理栄養士養成に携われることは私にとってもこの上ない喜びであります。私なりの経験を基に、沖縄に根付く管理栄養士を養成するための教育・研究に力を注ぎたいと思います。

所属学会

日本栄養・食糧学会

著作・論文
【著書】
〇「Effect of dietary tyrosine supplementation on resistance to acute stress in rats」1995 年、
共著、出版:Elsevier Science、書名:Serotonin in the Central Nervous System and
Periphery、編集:A. Takarada and G. Curzonn
〇「栄養 ・食糧学用語辞典」2007 年、生化学・分子生物学分野の分担執筆、
出版:建帛社、編集:日本栄養・食糧学会
【科学論文】
〇「Genome sequence determination and metagenomic characterization of a Dehalococcoides mixed culture grownon cis-1,2 -dichloroethene」Journal of Bioscience and Bioengineering 2015 年、第120 巻1 号:p69-77、共著
〇「Complete Genome Sequences of Eight Helicobacter pylori Strains with Different Virulence Factor Genotypes and Methylation Profiles Isolated from Patients with Diverse Gastrointestinal Diseases on Okinawa Island, Japan,Determined Using PacBio Single-Molecule Real-Time Technology」Genome Announcements 2014 年、第2 巻2 号:国際電子出版ID:e00286-14、共著
〇「The Ala54Thr polymorphism in the fatty acid-binding protein 2 gene leads to higher food intake in Japanese women」Molecular Psychiatry 2009 年、第14 巻5 号:p466-467、共著
〇「Lower intake of vitamin B2 and calcium by Japanese females in mitochondrial haplogroup D」Journal of Biochemistry and Nutrition 2006 年、第39 巻:p27‒31、共著
〇「Phenotypic linkage between single-nucleotide polymorphisms of β3-adrenergic receptor gene and NADH dehydrogenase subunit-2 gene, with special reference to eating behavior」Biochemical and Biophysical Research Communications 2003 年、第309 巻1 号:p261-265、共著